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君の体温は義務だった

第4章 接続

けれど、確かにあの瞬間、止まっていた俺の心が確かに動いたのだ。

だったらーー

もしかすると、人と人との本当の『つながり』ってやつは。
目に見えるスコアや生体ログなどではなく、その人の胸の奥に、消えずに『残った何か』そのものなんじゃないだろうか。

そこまで思い至って。
俺は暗闇の中で、自分でも驚くほど穏やかに、少しだけ可笑しそうに笑った。

「……それじゃ、AIには絶対に分かんねえじゃん。」

その時、手首のHUG Bandが暗がりの中で青白くぽつんと光を放った。

【睡眠をおすすめします】

「……分かってるよ。」

今夜は、その冷たい機械相手に、少しだけ優しく言葉を返して目を閉じた。

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