
中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜
第20章 飽食の時。栞(1)
薄い氷の細工でできたような彼女の身体は、もし僕が力を入れすぎたら、パリッと音を立てて砕けてしまいそうなほどに儚い。その白い皮膚の下には、やはり繊細な青い静脈が網の目のように張り巡らされ、かすかにドクドクと脈打っているのが見えた。肩甲骨が、私の腕の中で滑らかに動き、肋骨が、息に合わせてゆっくりと開閉する。
ふと、彼女の小さな癖を思い出す。
栞は、嫌なことを耳にしたり、本心ではない言葉を無理に口にしようとするとき、こめかみの辺りの皮膚がピクリと微かに動くのだ。
「シックスナインをしようか」
僕は彼女の耳元で、淫らな反転の体勢を促した。栞のこめかみは、動かない。内面では、羞恥がかすかに疼く。けれど、恐れはもうほとんど残っていない。ただ、自分が再び開かれていくことへの、熱い予感が揺れている。
「……はい……先生……」
潤んだ声が応える。互いの顔と秘部が交差する、濃密な相互愛撫の体勢。
彼女の細い脚が、左右に開かれる。太もも裏の筋が、わずかに張り、すぐに弛む。肩甲骨がシーツに沈み、背骨がくねる。
僕は彼女の細い脚を左右にひらき、そこに現れた愛らしいクリトリスを指先でそっとつまんだ。そして、真珠の粒を転がすように、優しく、じっくりと愛撫してあげる。指先に伝わる熱が、微かに脈打つ。
「あっん……うっふ……ん……ぁっ……先生……」
指先から伝わる快感に、彼女の肢体が小さく跳ねる。声はか弱く、スタッカートのように切れ切れだ。呼吸が乱れ、腰が無意識に浮き上がる。
内腿が痙攣し、つま先が小さく丸まる。内面では、羞恥が溶け、疼きが熱に変わっていく。自分が触れられる感覚に、抗いがたい悦びが混じり始めている。
それにしても、なんという美しさだろう。
眼前に広がる彼女の陰唇は、まるで一度も男を知らない処女のそれと見紛うほどに、清らかで、瑞々しいピンク色をたたえていた。薄い陰毛が、まだわずかに湿り、光を帯びている。
ふと、彼女の小さな癖を思い出す。
栞は、嫌なことを耳にしたり、本心ではない言葉を無理に口にしようとするとき、こめかみの辺りの皮膚がピクリと微かに動くのだ。
「シックスナインをしようか」
僕は彼女の耳元で、淫らな反転の体勢を促した。栞のこめかみは、動かない。内面では、羞恥がかすかに疼く。けれど、恐れはもうほとんど残っていない。ただ、自分が再び開かれていくことへの、熱い予感が揺れている。
「……はい……先生……」
潤んだ声が応える。互いの顔と秘部が交差する、濃密な相互愛撫の体勢。
彼女の細い脚が、左右に開かれる。太もも裏の筋が、わずかに張り、すぐに弛む。肩甲骨がシーツに沈み、背骨がくねる。
僕は彼女の細い脚を左右にひらき、そこに現れた愛らしいクリトリスを指先でそっとつまんだ。そして、真珠の粒を転がすように、優しく、じっくりと愛撫してあげる。指先に伝わる熱が、微かに脈打つ。
「あっん……うっふ……ん……ぁっ……先生……」
指先から伝わる快感に、彼女の肢体が小さく跳ねる。声はか弱く、スタッカートのように切れ切れだ。呼吸が乱れ、腰が無意識に浮き上がる。
内腿が痙攣し、つま先が小さく丸まる。内面では、羞恥が溶け、疼きが熱に変わっていく。自分が触れられる感覚に、抗いがたい悦びが混じり始めている。
それにしても、なんという美しさだろう。
眼前に広がる彼女の陰唇は、まるで一度も男を知らない処女のそれと見紛うほどに、清らかで、瑞々しいピンク色をたたえていた。薄い陰毛が、まだわずかに湿り、光を帯びている。

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