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中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜

第20章 飽食の時。栞(1)

声が、はっきりと大きくなる。か弱さは残したまま、それでも抑えきれない熱が、声に混じる。顔をしかめながら、まぶたの端に涙が光る。

太ももが強く痙攣し、足首が伸びる。内面では、葛藤が溶けていく。羞恥も、恐れも、もう遠い。ただ、自分が誰かに優しく、深く侵されていく感覚と、熱い悦びが、静かに彼女を支配していく。


舌を、膣口の縁にゆっくりと這わせる。

水滴が、陰毛から滴り、舌の上で溶ける。小陰唇が、舌の動きに合わせて微かに震える。開いた入り口が、熱を帯びて、私を求めているように収縮する。栞の身体が、大きく弓なりに反る。肩甲骨が浮かび上がり、肋骨が深く上下する。背骨が、壁を擦るようにうねる。

「先生……あっ……先生……いく……っ……かもしれない……先生……!」

声が、途切れ途切れに、熱く零れる。

静と動が、緊張と緩和が、美しい音楽のように、彼女の身体を優しく支配していく。

浴室を満たしていた白い湯気と石鹸の香りを置き去りにして、栞は先に寝室へと戻っていった。

程よく冷房の効いた部屋の、ひんやりとした空気を孕みながら、彼女はゆっくりとした足取りでベッドのシーツへと身を沈めていく。肌に触れる冷気が、熱を帯びた身体を優しく包む。肩甲骨が、シーツに触れた瞬間に小さく動き、肋骨の並びが、浅い息に合わせて上下する。背骨が、緩やかに沈む。

僕がその隣に滑り込み、ビロードのような掛け布団を静かに剥ぎ取ると、栞は全裸のまま、じっと目を閉じて横たわっていた。その姿はまるで、夜の闇に浮かび上がる一輪の白百合のようだった。白い肌が、部屋の薄明かりに淡く光り、薄い静脈が網の目のように浮かんでいる。

僕は彼女の尖った乳首にそっと舌先を這わせながら、もう片方の指先を、太腿の奥に潜むヴァギナへと滑らせていく。

指先が秘肉に触れた瞬間、吸い付くような滑らかな粘膜が、熱を帯びて指を迎え入れた。彼女の太ももが、わずかに緊張し、すぐに弛む。呼吸が乱れ、肩が小さく上下する。

薄氷を踏むような、もどかしくも狂おしい思いで、僕はその華奢な身体を抱きしめる。

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