小中大テキストサイズ

中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜

第20章 飽食の時。栞(1)

「あっん……先生……そこ……っ……」

声が、少しだけ大きくなる。それでも、子猫が鳴くように、切れ切れだ。

緊張が、ふっと弛む瞬間がある。

舌を離し、ただ息を吹きかけると、彼女の腰がわずかに沈む。肩甲骨が滑らかに動き、肋骨の間が柔らく開く。背骨が、壁に寄り添うように緩む。内面では、羞恥が溶け始めている。

触れられる感覚が、痛みの記憶を押しのけ、熱い疼きに変わっていく。恐れが、少しずつ遠のいていく。

再び、舌を這わせる。

今度は、開いた膣口へ。淡いピンクの、瑞々しい肉壁が、すでに潤みを帯びて光っている。舌先を、その入り口に優しく押し当て、円を描くように動かす。

浅く、深く。

粘膜の熱が、舌に伝わる。水滴と愛液が混じり、ぬめりとした感触が広がる。栞の腰が、無意識に前へ押し出される。太ももが痙攣し、つま先が小さく丸まる。顔が、またしかめられる。まぶたが強く閉じられ、唇が半開きになる。

「あっ……あっん……先生……いい……っ……先生……」

声が、徐々に大きくなっていく。息を詰め、また零す。スタッカートのように、切れ切れに。

「先生……あっ……そこ……っ……先生……もっと……」

静と動が、交互に訪れる。

舌を止めると、彼女の身体が弛む。肩甲骨が沈み、肋骨がゆっくりと上下する。背骨が、緩やかに曲がる。内面では、快感が羞恥を飲み込み始めている。

自分が開かれていく感覚に、抗いがたい悦びが混じる。恐れは、もうほとんど残っていない。ただ、熱い波が、静かに、しかし確実に彼女を満たしていく。

再び、舌を動かす。

小陰唇を舌先でうごめかせ、陰毛に触れた水滴を舐め取り、開いた膣口へ深く這わせる。リズムを変える。遅く、速く。

浅く、深く。

緊張が走り、すぐに弛む。彼女の身体が、音楽のように、静と動を繰り返す。腰がくねり、肩甲骨が滑らかに動き、肋骨が喘ぎに合わせて震える。背骨が、波のようにうねる。

「あっん……先生……あああ……っ……先生……そこ……っ……先生……!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ