脳内ショートストーリー
第7章 【一ノ瀬 楓と樫木 愁也〜ワンナイトの恋?〜】
首に手を回してきてまた顔が近くなる
「2人きりの時は甘えて良いって言ったよ?そんなキスで終わっちゃうの?」
何だよ、めちゃくちゃ嫉妬してるのに
なんで嬉しそうなの?
すっげぇ掌で転がされてる気がする
まぁ、それでも良いんだけど
壁に押し倒し激しいキスをした
「んっ…もうダメ、ゴムないでしょ」
「帰したくない」
「じゃあ……家来る?」
どうしようもなくお猿と化した俺は
その後も彼女に上手く転がされながら
秘密を守り抜いている
会議室で思わず呼び止めてしまって
「野崎くん、先に車戻ってメールだけ送ってて」
と同僚に指示してくれた
流石にマズいかなって思ったけど
意外と彼女もノリノリで…?
2人きりになったら強引にキスしちゃって
ブラウスのボタン外して見えそうで見えない
場所にチクン…とキスマークを着けた
「クレームは受け付けない…俺の前でイチャついた罰」
でも、ごめん…とボタンをかけて乱れを戻す
その手を止めたのは彼女の方で
「足りない、もっと着けて」って煽るんだ
鎖骨まわりにたくさん散りばめて再びキスをした
毎回与えられるアメとムチ
嫌われるんじゃないかってヒヤヒヤ
今のところ全部満更でもない感じは受けるけど……
時々意地悪されて不貞腐れてしまう
自分に嫌気が差して何もかも投げ出したくなる
こんなのも初めてで戸惑ってばかり
どうしたらずっと格好良く居られるの?
ずっと紳士で居られる?
余裕は?
「ないよ、私と居る限りはね」
「でもこんな俺は嫌でしょ?格好悪い」
「何で?好きだけどなぁ〜」
「え、好き?本当?」
「可愛いよ、ずっと焦ってて」
「楓のせいだよ」
「そっか、ごめんごめん」
「それ全然思ってないやつ〜」
「あはは、思ってるよ、本当」
「じゃあ、好きってもう一回言って」
「クスッ…好きだよ、ジタバタしてる愁也くんが」
「…そんな俺を手懐けてる楓が俺は大好き」
結局こうなるわけ
初めからどんなに足掻いても彼女の掌だ
ヨシヨシされて悶える
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