脳内ショートストーリー
第7章 【一ノ瀬 楓と樫木 愁也〜ワンナイトの恋?〜】
とんでもないマヌケ面と素っ頓狂な声を出した
僕はクスクスと笑われる
もしかして、試されてる?
キミはまだ、なかったテイで話を進める?
キミにとってはどうでもいい過去なんだろうか
「一応、これってプライベートじゃないですか」
「……はい」
「仕事抜きで話します?それとも仕事ありきで話しますか?」
「勿論、仕事抜きで」
「了解です、じゃあ、まずは敬語抜きでOK?」
「うん」
ていうか、最初からズルくない?
真っ直ぐ見つめてこられるとドキドキするし
照れを隠すのに必死で全然冷静で居られない
仕事抜きとは言ったけど、
仕事に戻った時はどうなるの?
簡単に戻せちゃうんだろうな、彼女は……
「えっと、どこまで覚えてるの?あの日、此処で一緒に飲んでホテル行った時まではOK?」
「わぁー、このテンションでズバズバと言うんだね?」
「え?まどろっこしいのヤダもん、はっきりさせたいんじゃないの?」
「そ、そうだけど……その、もう少しオブラートにというか、お酒が進んでからというか」
「順序間違えてる人がそれ言う?んふふ」
「ごもっともです…」
最初は彼女もびっくりはしたと言っていた
嘘だろ、あれで?
顔色ひとつ変わらなかったぞ、
そう思うと女の人って怖いな
「マジか〜取引先でこっちが立場下じゃ〜んって考えつつ、覚えていない…を徹底したの、ごめんね?」
「俺は会えて嬉しかったよ?まさか取引先に居たとは思いもしなかったけどね」
「ね?びっくりだよね、またこうしてプライベートでも会っちゃうし、何なの私たち」
ハハハと笑う横顔がやっぱり綺麗だ
肝心な事は聞けない
まだ探ってる
彼女はあの日、僕の事をどう思ったんだろうか
ただのワンナイト?
性欲解消的な?
再開して本当はどう思った?
二度と会いたくないって思ってただろうか
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