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シャイニーストッキング

第18章 ほつれるストッキング2          蒼井美冴と松下律子

 84 融ける夜(37)

 ーーそう、わたしは壊れなかったーー
 昨日の夕方常務室で、自身の禁忌を破り、あの人に抱かれてしまった。

 それは、わたし自身の象徴と自覚していたストッキングのほつれ、ほころび…
 ストッキングの破れの伝線によるきっかけであった。

 そして自らを追い込み、トラウマを甦らせ、心が壊れる寸前まで暴走し、ずうっと隠してきていた『もう一人の本当のわたし』という存在を、露にしそうになってしまったのである。

 だけど、今…
 こうしてみさえさんに心もカラダも委ね、そして、隠し続けていた『ゆうくん』という禁断のトラウマである存在感までをも心に甦らせ、浮かべ、この禁断のビアンというアブノーマル的な快感に溺れつつある筈なのに…
 わたしは壊れてはいないーー

 そして、こうしてストッキングは破れた、裂け、ほころび、伝線を走らせているにもかかわらずに…
 それはなぜなんだろうか?

「はぁぁ、いやらしぃ、香りぃ……」
 みさえさんの顔の鼻先が、スカートの中へと入り、舌先が太腿のストッキングの伝線のスジを舐め上がってくる。

「あぁ、や、やぁぁん…」
 わたしはこのいやらしい言葉に…
 這い回る舌先の快感に…
 そして『いやらしぃ、香りぃ…』という言葉に…
 心とカラダを震わせ、昂ぶり、喘いでしまっている。

 そう、昨日と違って、壊れずに……
 それはなぜ?

「ホントぉ、いやらしぃ香りぃ、いやらしぃ、ストッキングぅ…
 たまらないわぁぁ……」

「ぁぁ、やぁ、そ、そんなぁ……」
 そしてみさえさんの舌先が股間の付け根へ、破れたマチ部に近寄ってきた。

「うわぁ、すごぉい、びしょびしょぉ…」
 そう囁きながら、舌先が股間に触れ、それはつまり、破れたストッキングのマチ部からのパンティのアソコの部分へと舐めてくる事。

「んん、やぁぁん…」
 舌先が濡れそぼっている下着、パンティの上からアソコを舐めてきた…
 パンティの股間のマチ部は指先を抜いたから、また再び被っており、更にぐっしょりと濡れ、ゆるゆるに弛んでいた。

「ごめんなさいねぇ、こんなキレイなストッキングを破っちゃってさぁ…」
 みさえさんは股間に鼻先、舌先を押し付けながら、囁いてきた。

「でもぉ、この際だからさぁ…
 この裂け目からさぁ、わたしにぃ、りつこの全部を見せてよぉ……」

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