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シャイニーストッキング

第18章 ほつれるストッキング2          蒼井美冴と松下律子

 82 融ける夜(35)

「うそぉ、だってぇ、こんなにぃ、ぐしょぐしょよぉぉ…」
 みさえさんが、まるでわたしをからかうかの様な声音でそう囁いてくる…
 ううん、いや違う、これは愛し合う二人の間に成立する、そう『言葉責め』といえる、正に言葉による愛撫。

 意地悪だけど、そうではない…
 見下しているかの様な口調だけど、違う…
 侮辱、侮蔑等でもない…
 その声音と口調の裏側には、お互いを愛し、認め、いや、尊重と信頼をしていないと成り立たない…
 言葉の舐め合いーー

「え、や、ち、違う…」
 そう、これはみさえさんによる、わたしに対する『言葉責め』といえる、愛の愛撫。
 わたしは、みさえさんのこんな声音と口調により、羞恥心を煽られ、心が昂ぶり、オンナ5奥深くから疼き、濡らしてしまっていた。

「違くは、無いでしょう…」
 そしてみさえさんの目は、こんなわたしの昂ぶりを見抜き、この言葉による愛撫を愉しみ、濡れ、光らせているみたい。

「あらぁ、りつこぉ、こんなにぃ、ぐしょぐしょよに濡らしちゃってぇ…」

「あ、や、そんなぁ、ち、違うのぉ…」

「違くは無いでしょう、ほらぁ、もうスカートまでびしょびしょよぉ…」

「あ、や、そ、それはぁぁ…」
 わたしはそんなみさえさんの言葉のひとつ一つに、羞恥心を煽られ、そしてますます、疼かせ、濡らしてきていた。

「ふぅぅん、りつこはぁ、いつもぉ、こんなにぃ、濡らしちゃうんだぁ…」

「え、や、ち、違う…」

「ホントぉ、りつこは、ううん、本当のりつこはぁ、こんなにぃ、いやらしいのねぇ…」

「あ、いや、やぁ…」

「ほらぁ、こんなにぃ、ぐしょ濡れぇ…」
 みさえさんはそう囁きながら、すっかり濡れそぼっているスカートのお尻周りから、太腿へと撫で回してきた。

「ん、や、んん…」
 わたしはその言葉と、みさえさんの手の感触に震え、喘ぎを漏らしてしまう。

「あらぁ、ストッキングまでぇ、すっかりと濡らしちゃってぇ…」

「え、あ、やぁぁ…」

「ホントぉ、いやらしぃ、ストッキングぅ…」

「やぁ…」

 いやらしぃストッキング…
 わたしはそんな言葉に震え、昂ぶり、更に疼きを増してしまう。

 みさえさんとひとつに融けたい…
 これはあの人にも感じたことのない感情…
 そして、このみさえさんになら、すべてを委ねたいーー
 

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