王子様たちのおはなし
第1章 イタズラなキス
G「...sissy。」
K「は??」
G「岸くん、一緒に写真撮ろ!!」
ぎゅっと俺に寄って、スマホを構えたイワゲン。
か、顔が近い!!!
K「ちょ、待っ...」
G「はい、チーズ♡」
K「...!!」
カシャっとシャッター音が鳴った瞬間、視界が塞がれた。
唇に、むにっと柔らかくて気持ちイイものが...
K「......んう?!」
キキキキキ、キス?!?!
俺いまイワゲンとキスしてる?!?!
ゆっくりと離れた唇。
衝撃すぎて固まっている俺を見て、クスクスと笑う。
カシャ。
G「変顔ゲットー♡」
K「...はぁ?!」
G「史上最強にブスだった、今。」
K「うおい!!」
G「うわ、チューの時も岸くんブスなんだけど!!
俺はめっちゃ可愛いのに。」
K「ちゅ、チューって...!!」
今までふざけてほっぺにキスしたりはあったけど...
唇にキスなんて...!!
しかも、カメラもまわってない楽屋で!!
G「てかキス下手だね、岸くん。」
K「はぁー?!?!」
G「ブスだし下手だし、最悪。」
K「なんだとコラ!!撮り直せ!!」
G「...撮り直し??」
K「あ...いや、その、」
何言ってんだ俺。
もっかいキスしようって言ってるみたいじゃん。
K「...なんでもないです。」
想像通り柔らかかったイワゲンの唇を思い出して、体が熱くなる。
なにこれ、なんだこれ。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える