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王子様たちのおはなし

第2章 ワガママ




すぅっと大きく息を吸って立ち止まる。




ん??と俺の方を不思議そうに見た神宮寺に、しっかり向き合って。




G「神宮寺。」




どうか、お願い。




G「一生、俺のそばにいて。
ずっとずっと、俺から離れないで??」




J「へっ...??」




目を見開いて固まった神宮寺は、みるみる真っ赤になって。




J「え、いや、ちょっ...
そういうのって俺から...っていうか、え??
マジで??」




良く聞き取れない小さな声でごにょごにょ何か言ってる。




G「...返事は??」




J「え?!?!」




G「...俺のお願い、聞いてくれないの??」




ブンブンと首を振って、俺の両手をガッシリと掴んだ神宮寺。




J「...ずっと、一緒にいるy」




G「良かったぁー♡」




やっぱり神宮寺は俺のワガママを聞いてくれた。
グズグズ悩んでないでもっと早く言えば良かったよ。



G「さ、お店入ろ??」



J「え、ちょっ.......話の途中!!」




言いたい事言えたらお腹空いてきちゃった。




G「神宮寺、早く!!」




オーダーするのは神宮寺の役目なんだから!!




J「何でそんなアッサリ...?!」




何だかまだごちゃごちゃ言ってる神宮寺だけど、俺は今腹ペコでそれどころじゃない。
神宮寺の腕に手をまわして、ぴったりとくっ付いてメニューを選ぶ。



もしかしたら、友情なのか愛情なのかハッキリさせなきゃいけない日が来るのかもしれないけど。




大好きな神宮寺と、大好きなハンバーガーを食べる。




今は、これだけで良いの。




大人になる事を先延ばしにした俺は、大きなハンバーガーを2個とポテトをペロリと平らげて神宮寺を驚かせた。




呆れたような表情で笑う神宮寺は、ちょっと大人っぽくてかっこいい。




J「満足した??」




G「大満足♡♡♡」





帰り道も当たり前のように手を繋いで帰る。
この温かくて優しい手は、俺のもの。




絶対、離さないからね??









end




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