小中大テキストサイズ

●マシュマロ女子の身代わり●

第3章 ~マシュマロ女子とのたわむれ~

【part-22】

「もっとディップで固めたりネジったら良いンちゃう?」

「そんなン塗ったりせぇーへんもん!」

若い子じゃあるまいし、髪の毛なんて流して乾かすだけだよ!

「彼氏クンは働きだしてからも整髪料つけてンの?」

こっちはなんの意図もなく口に出したつもりだったんですが、急にU子ちゃんはムスッとしてしまいました

「さぁー?ヤッてんちゃいますかー?知らんしィーッ!」

「えッ!?もしかしてまだケンカしてんの?もう1週間経つのに!」

どうやら先週U子ちゃんとM林さんがボクの部屋に来たことをウッカリ彼氏クンに言ってしまった件をいまだに引っ張っているようです

「腹立つから連絡してへンねん!」

このカップルはU子ちゃんが主導権を握っているようで、こりゃあもし結婚でもした日には尻に敷きそうだなー!


「なんでやねん仲直りしてくれや、ボクもなんか彼氏クンに悪いわぁー」

「ええよ、たまには!・・・・アイツ今まで私がデブやからって甘く見すぎてンねん! 自分は自分で職場の事務の女の子がおもろいねん、とか言っとるしなッ!舐めてんねん!」


うわぁッ!めっちゃ怒りだした!

今回のボクの部屋に来た件の前からくすぶってたのね・・・

確かに彼氏クンはちょっと可愛らしいタイプ
きっと職場でもまわりがチヤホヤするかもしれない


それに引き替え、U子ちゃんはやっぱり自分の容姿にコンプレックスがあるらしい


「ほらぁ!喋りながら食うなよ、めっちゃご飯つぶ飛んだし!」

ボクはテーブルに飛んだご飯つぶを無意識につまんでしまったッ!

相手が彼女だったらそのままボクがパクリと食べちゃうんだけど、さすがに職場仲間のをそんなこと出来ない

なんとなく手が空をきってぶらんぶらんさせてたら、おもむろにU子ちゃんがボクの指ごとぺろンと舐め取ってしまった!

「なんでつまむんですかッ!」

「なんで舐めンねんッ!」

おちょくり合いをする相手には申し分ないんだけど、こういうやりとりがM林さんいわく「彼氏クンが誤解する」ってやつなんだろう・・・


「この指をボクが舐めたら間接やなっ♪」

「やめろ~ッ!ヘンタイーーッ!(笑)」

「ボクの指をボクが舐めてもええやンか~、自分の指やねンからぁー!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ