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●マシュマロ女子の身代わり●

第2章 ~バツイチさんの提案~

【part-14】

このM林さんの暮らすマンションはもともと夫婦ふたりで住んでいた場所だと聞いています
子供が居てたらアットホームなファミリーになれたかもしれませんが、ふたりは子供を作らず共稼ぎをしていたはずです
いつからか感情が覚めきって、休みの日でもふたりで出掛けたりもしなくなり、すれ違いが何年も続いて結局旦那さんがマンションを残して家を出たそうです

几帳面なM林さんらしくごちゃごちゃしたモノも一切なく、あまりにも殺風景な部屋でした
まるでどこかのモデルルームのようにシンプルです

アイスコーヒーを飲み終えた頃、風呂あがりのM林さんが戻ってきました

U子ちゃんのようなバスタオル姿ではなく、ちゃんと部屋着できっちりした身なりです

ただ、いつも髪の毛をひっつめているM林さんがラフに濡れた髪を下ろしているのは、いつもと雰囲気が違ってドッキリします


部屋が汚れるのを嫌悪するM林さんなんでボクは早々においとますることにしました

「まぁ座ってなさいよ、めったに来ないんだし」

「えっと、でも靴下とかイヤでしょ?」

「じゃあ足だけ洗ってきなさい」

「そおですか・・・・クルマ停めっぱなしで大丈夫ですかね?」

「大丈夫やで、ここらへんは住宅街やし、駐禁なんて来ないから」

ボクはハンドタオルだけ借りて浴室へ行きました


さっきまでここでM林さんがシャワー浴びてたんだなぁー!

まぁ、それぐらいは妄想しちゃいますね

仲が良い職場仲間なんで、性的な目で見たことはありませんが、つい5分ほど前までここで全裸だったのかと思うと不思議な気分

でも足だけ洗ってる自分の姿はあまりエロいものでもなく、逆に自分が汚ならしい者みたいに思えてきて少しミジメ・・・


リビングに戻るとM林さんはテレビを見ながらポテチをつまんでいました

対面テーブルの反対側に腰かけます

さっきまでと違いM林さんは無言でテレビのバラエティー番組を観入ってます

ボクも黙ってテレビをぼんやり眺めていました


たまたま芸人が風俗に遊びに行ってた話題のトークを展開しています
すると突然M林さんはテレビを見つめたままの姿勢で、

「ええよなオトコはー!こんな話しでも笑ってられて!アンタも行ったことあるん?」

とぶしつけに訊いてきました

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