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もしも、君を愛せたならば

第13章 亜矢とシンのはじまり

カタン




水野は竹刀を置いた。


そして、椅子に座ったまんま
私にジワリと近寄った。


一瞬、体がビクンとなる。
声が出ない。


〝いいか?
 お前が悪い。
 
 これは指導だ。
 
 黙って我慢するんだ〟



そう言って、
私に向かって右手をゆっくり伸ばし
手のひらを上に向けると
中指でショーツの上から
アソコに触れた。


〝っ・・・・・・!!!!〟



嫌だ。
何これ。

教師がこんなことする?


私は、
ショックと恥ずかしさで
全く声は出ず、冷や汗だけが流れた。



〝よし、三浦、いい子だ・・・。
 そのままだぞ?

 大人しく指導を受けたら
 今日だけは見逃してやる〟



水野は、
ゴクリと唾を飲むと
ショーツの際を一方に寄せ
直にアソコに触れようとした。


!!!!!


誰か助けて!!!!
お願い、お願い、お願い!!!!


心の中で、
必死に助けを求めた。

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