
もしも、君を愛せたならば
第13章 亜矢とシンのはじまり
その先端は
ゆっくりと下へ向けられ
私の胸のあたりでピタリと停まる。
そして、
まさかと思ったけど、
私の胸を軽く突いた。
・・・・。
私は、思わず硬直して
声が出なかった。
〝いいか?
よく聞きなさい。
お前が返事をしないから
こうなるんだ〟
水野は、
竹刀を器用に操り
嫌らしく、何度も胸を突いてきた。
右、左、右と
交互に、何度も、何度も。
私は硬直して動けないまま、
反抗的な目だけを水野に向けた。
〝なんだ?
三浦?〟
水野は、勝気な笑みを浮かべて
さらに竹刀の先端を
私の太腿にあてた。
ゆっくりと下へ向けられ
私の胸のあたりでピタリと停まる。
そして、
まさかと思ったけど、
私の胸を軽く突いた。
・・・・。
私は、思わず硬直して
声が出なかった。
〝いいか?
よく聞きなさい。
お前が返事をしないから
こうなるんだ〟
水野は、
竹刀を器用に操り
嫌らしく、何度も胸を突いてきた。
右、左、右と
交互に、何度も、何度も。
私は硬直して動けないまま、
反抗的な目だけを水野に向けた。
〝なんだ?
三浦?〟
水野は、勝気な笑みを浮かべて
さらに竹刀の先端を
私の太腿にあてた。
