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もしも、君を愛せたならば

第13章 亜矢とシンのはじまり

〝いいか?
 三浦。
 良ーく聞けよ?
 
 お前が返事をしないから、
 悪いんだぞ?〟


そう言って、水野は竹刀を握った。


・・・!!!


私は、とっさに
両目を閉じた。


ぶたれる???!!!


そう思って。



でも、
何も飛んでこない。


そして、恐る恐る、
そっと右目を開いてみた。


すると、

竹刀の先端が
私の目の前にあった。




・・・・????

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