
もしも、君を愛せたならば
第13章 亜矢とシンのはじまり
〝あのなぁ、
三浦。
お前、成績すらイマイチなんだから
せめて生活態度くらい改めろ。
でないと、留年決定だぞ?〟
そう言って、
水野は腕を組み、睨みをきかせた。
〝・・・・・・〟
〝聞いてるのか?〟
〝・・・・・・〟
私は、よそ見して、
沈黙を続けた。
〝三浦、
返事をしろ〟
〝・・・・・・〟
それでも無視してやった。
水野は、大きく息を吐くと
もう一度言った。
〝いいか?
三浦。
もう一回だけ言うぞ。
返事をしろ〟
水野は立ち上がると
私に詰め寄った。
そして腕組みして
私の周りをゆっくりと半周した。
ちょうど、半周すると
水野は何故か
指導室のドアのロックを
静かに下ろした。
三浦。
お前、成績すらイマイチなんだから
せめて生活態度くらい改めろ。
でないと、留年決定だぞ?〟
そう言って、
水野は腕を組み、睨みをきかせた。
〝・・・・・・〟
〝聞いてるのか?〟
〝・・・・・・〟
私は、よそ見して、
沈黙を続けた。
〝三浦、
返事をしろ〟
〝・・・・・・〟
それでも無視してやった。
水野は、大きく息を吐くと
もう一度言った。
〝いいか?
三浦。
もう一回だけ言うぞ。
返事をしろ〟
水野は立ち上がると
私に詰め寄った。
そして腕組みして
私の周りをゆっくりと半周した。
ちょうど、半周すると
水野は何故か
指導室のドアのロックを
静かに下ろした。
