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もしも、君を愛せたならば

第11章 亜矢

ケータイが
カバンの中で震える。


「メール 1件 亜矢」


題名:
本文:んで?
結局昨日は何回えっちしたのぉ~?
おかーさんに教えなさいっっ!



・・・・・。
私は、亜矢を横目で見返す。



題名:Re:
本文:何回だっていーじゃんっ!!


題名:Re:Re:
本文:てことは、2回以上だぁな??


題名:Re:Re:Re:
本文:だったら何だっ!!!


題名:Re:Re:Re:Re:
本文:べっつにぃ~(*^o^*)
聞いてみただけ♪
許してちょっ!!



私と亜矢は、無言のまま
授業が終わるまで
メールのやりとりを繰り返した。






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