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もしも、君を愛せたならば

第2章 ランチ

「先輩、すみませーん!
 何食べますか~?」

「全然!
 この前オープンしたパスタのお店、
 行ってみない?」

「いいですねッ♪行きましょー」


陽子先輩は、私より5つ年上。
頭がよくて、仕事ができる。
周りからの信頼も厚い。

先輩は、結婚して子供がひとり。
旦那さんは高給取りなのに、
ちっともそれを鼻にかけない。

おまけに優しくって
でも、はっきりと意見を言う。

勿論後輩からも慕われている。


料理上手でグルメ。
ファッションセンスも申し分ない。

私は密かに
陽子先輩を尊敬していた。

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