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もしも、君を愛せたならば

第38章 欲しい

「亜矢こっち向いて」



俺はそう言うと、
こっちを向いた亜矢に
不意打ちみたいにキスした。


「ん・・・シンッ・・・」



唇を離すと
亜矢の顔が近い。


「ダメだよシン・・・
 
 人が見てる・・・」



そう言いながらも
亜矢は目をそらさずにいて
俺はまたキスする。





「んんッ・・・はぁッ・・・」



亜矢の冷たい唇から
熱い息が漏れる。



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