
もしも、君を愛せたならば
第35章 クリスマスイブ
「なにー?変な子ね!
ホラ、お父さんのご飯よそって!
お父さーん?
朝食出来てるわよー?」
私は、
お父さんの為だけに作られた
お味噌汁と出し巻き卵が気になった。
「お母さん、あたしもお味噌汁!」
「えー?いるの?
パンなのにー?」
お母さんがニコニコよそってくれた
すっかり見飽きたお味噌汁をすする。
美味しい。
お母さんがご飯の支度をするのは
当然のことのように思ってたし
不味いと思ったことは無かったけど
私もこんな風に出来るのかな、
なんて、シンとの事を思うと
そんな事も考えないと、と
また嬉しくなった。
「なんだ亜矢、
ホットサンドに味噌汁か?
変なヤツだなお前は」
お父さんとお母さんに
変な子呼ばわりされながらも
出し巻き卵にも手を付ける。
「何だ?花嫁修業か?」
無言で味わう私に
お父さんとお母さんは
笑ってそう言っていた。
ホラ、お父さんのご飯よそって!
お父さーん?
朝食出来てるわよー?」
私は、
お父さんの為だけに作られた
お味噌汁と出し巻き卵が気になった。
「お母さん、あたしもお味噌汁!」
「えー?いるの?
パンなのにー?」
お母さんがニコニコよそってくれた
すっかり見飽きたお味噌汁をすする。
美味しい。
お母さんがご飯の支度をするのは
当然のことのように思ってたし
不味いと思ったことは無かったけど
私もこんな風に出来るのかな、
なんて、シンとの事を思うと
そんな事も考えないと、と
また嬉しくなった。
「なんだ亜矢、
ホットサンドに味噌汁か?
変なヤツだなお前は」
お父さんとお母さんに
変な子呼ばわりされながらも
出し巻き卵にも手を付ける。
「何だ?花嫁修業か?」
無言で味わう私に
お父さんとお母さんは
笑ってそう言っていた。
