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もしも、君を愛せたならば

第7章 出会い

その妄想は
一気に現実になって
私に降りかかってきた。



深夜の1:00を過ぎる頃

バイトが終わった私は
ケータイが無いことに気付く。



あれ・・・??



思い当たるのはただ一つ、
和也の車の中だ。


車から降りる前、
時間を確かめるのに
確かにケータイをバッグから
取り出した記憶がある。

そのまま、
置いてきてしまったのだ。



・・・不覚。

明日、亜矢に会ったら
事情を話そう。

私はどうしようもなくて
とぼとぼ家へ向かった。

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