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もしも、君を愛せたならば

第30章 嘘

午後の授業中、
亜矢からメールが来てる事に
俺は気づいた。


件名:今日・・・
本文:行けなくなっちゃった!!
バイト先の人にゴハン誘われて、
断れなくって!!(・_・;)
ごめんッ!!
また帰ったら電話するねっ♪


木曜は決まって
俺の家に来ていたはずの亜矢が
こんなメールをよこしてきた。


んだよー!!
折角バイト休みなのによー・・・


俺は思わず
同じ授業に出ていたユージの隣に
素早く移動した。


「なんだよシン!!
 おッ、今日の事??」


ユージは小声で俺に話してきた。


「おーレイナって女から聞いたけど?
 お前行くの?」

「おー!!
 ニシも行くってよ。
 ホラ、アイツの女、
 チアやってんじゃん?」

「あーそーだっけ?
 てか俺も誘われてんだけど!
 そのレイナって女に!」

「マジ?
 んじゃ来いよ!!
 お前付き合い悪くて有名だから!笑」



俺はユージにも誘われて
殆ど行かなかった学校の飲み会に
行くことにした。

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