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突然、
タクミは私を抱きしめた。


〝・・・夏帆・・・
　そんなに俺の事好きなら
　なんで別れたんだよ？〟

〝わかんない・・・
　だって、タクミは
　どこにも行かないと思って・・・
　ゴメン・・・〟


私は、抱きしめられたのが
何を意味してるのか
分からなかったけど、
それはどっちでも良かった。

その時、ひたすらタクミが欲しかった。

だから、自分から
タクミにキスした。


〝タクミ・・・好き・・・〟

〝夏帆・・・俺も・・・〟


さらに、キスは
激しくなった。

そして、そのまま
ベッドに押し倒された。