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もしも、君を愛せたならば

第17章 シンと和也

いい加減、

金髪にも飽きて
栗色にイメチェン(笑)した。


〝ふぁ・・・

 あーーーーねむ・・・〟


あくびをしながら
新しい教室の席に着き
机に顔を伏せて
眠りの体勢に入る。


すると、

隣の席の女が
俺に声をかけてきた。


〝矢島クンだぁ~。

 同じクラス初めてだよねっ。
 
 てゆーかぁ、
 髪の色変えたんだー♪〟




〝あー、どーも〟


顔は知ってはいたけど
同じクラスは初めてだ。


髪が長くて、
なんか派手な感じ。

ガキのくせに、
香水臭くて好きじゃない。

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