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もしも、君を愛せたならば

第16章 好き

「なんで下向くの?

 嬉しくねーの?」



「や、
 
 う、嬉しいんだけど・・・

 なんか・・・

 何てゆーか」


人が見てる。

そんな気がする。
どんな態度で接していいか
わからない。



「エッチしたから
 照れてんの?」




シンが冗談ぽく言った。


「!!!

 サ、サイテー・・・!!!
 
 も、もう!
 シ、シンなんか知らない!」



私は、
恥ずかしくなって
シンを置いて、
そのまま全速力で逃げ帰った。


校門が見えなくなるところで
一回振り返ってみたら、
シンは女の子と話してるぽくて

腹が立って
そのまま走って帰った。







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