お前らめんどくせえから結婚しろ
第1章 罪な女と怖い男
男は那奈の声を無視して、彼女の胸を触って、舐めて、指先で引っ掻いての3点に集中した。
自分が最も指摘されたくない事を敢えて強調してきたからだ。
だが、彼も童貞で胸が大好きだったのは確かなようで、何度も鼻血を垂らしながら指責めをしていた。
それに対して、那奈は小首を傾げて、「だいじょぶ?」という言葉のみで、罵声や嫌悪の表情が一切無い事に男はかなり衝撃を受けていた。まあ恐らく、鼻血を出したり彼の独特な胸の愛撫時間が長過ぎて、女性側がついていけないのだろう。恐らく。
そういうわけで、計1時間にものぼる胸の愛撫が終了し、唾液だか鼻血だかが不明な液体を何度もティッシュで拭き取られた那奈の胸の先端部はヒリヒリとした痛みを感じていた。
「痛いし、まちくたびれた。はやくぅ。」
「....え、本当にヤルの?...ちょっと待って..。」
そして男も恐らく根を上げるだろうと思っていたのにスルリといってしまう為、狼狽と赤面を繰り返しながら、童貞を卒業するにはちょっと特殊な”騎乗位“という対位に決まってしまった。決めたのは那奈である。ちなみに、その前に何の羞恥心も無くM字開脚して自身の秘部や性行為の解説をし初めた那奈と、それを真っ赤な顔で慌てて止めようとした男のシーンや、男がゴムを付けたことが無い事を「可愛い〜。私が付けてあげるね。」と言って、男の制止の声を聞かずに那奈が付けてしまうという事件があったのだが、本編が長くなるため割愛させて頂こう。
閑話休題。
聳り立つ男のペニスは、ゴムの上からでも那奈の唾液でべっとりと濡れていた。ニコニコと笑顔を浮かべる那奈とは対照的に男は興奮とプライドを刺激されて妙な気分になっていた。それはそうだ。完膚なきまでに、とはいかないが、結局肉体的・精神的主導権はここまで彼女が握っているのだ。男としては有難いが、最初から最後までリードされて終わるのはどうなのか....といったような心情だろう。
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