幻想遊園地
第4章 第4話:ギリシャ神話
【ゴルゴンのお話】
昔、ギリシアにゴルゴンという、美しい娘がいました。
ゴルゴンは生まれる前に神様から特別な力をもらっていました。その力は、育つにつれて強くなり、国のため、みんなのために役立つはずでした。
ところが、ゴルゴンの父親と母親は心が醜い人たちでした。毎日、ゴルゴンに『お前はぐずだ』『なんてダメなヤツなんだ』などと、悪い言葉ばかりをかけ続けました。ゴルゴンの心の中には次第に悪い言葉が溜まっていきました。
悪い言葉はゴルゴンの心を次第に黒く染めていきました。心の奥底に澱のようにたまった悪い言葉は、次第にゴルゴンの心から溢れ出すようになりました。ゴルゴンは大きくなるに連れて周囲の人に悪い言葉を言うようになっていったのです。
ゴルゴンには神様の力がありましたので、その言葉は普通の言葉よりも人の心を傷つける力が強かったのです。ゴルゴンの言葉は鋭く人の心をえぐり、時には真実さえも捻じ曲げるほどの力を持ちました。
なので、周囲の人はゴルゴンを恐れ、避けるようになっていきました。ゴルゴンの父親と母親は年老いて死んでしまいましたが、ゴルゴンの心の中の悪い言葉は減ることはありませんでした。
むしろ、ゴルゴンが周囲の人に悪い言葉を投げかけるので、村の人も友人となるべき人もゴルゴンを恐れ、彼女を遠ざけようとしたり、逆に彼女を傷つけるような言葉を投げかけさえするようになったのです。ゴルゴンはその言葉を飲み込んで、更に心を黒くしていきました。
ますます心が黒くなったゴルゴンは、どんどん醜い姿になっていきました。目は赤く燃え上がり、口から吐く息さえも毒を帯びるようになりました。ゴルゴンの吐く息を浴びると、花は枯れ、蝶も死んでしまいます。ゴルゴンが住む家の周りには、岩ばかりがゴロゴロ転がる不毛の大地が広がるようになりました。
昔、ギリシアにゴルゴンという、美しい娘がいました。
ゴルゴンは生まれる前に神様から特別な力をもらっていました。その力は、育つにつれて強くなり、国のため、みんなのために役立つはずでした。
ところが、ゴルゴンの父親と母親は心が醜い人たちでした。毎日、ゴルゴンに『お前はぐずだ』『なんてダメなヤツなんだ』などと、悪い言葉ばかりをかけ続けました。ゴルゴンの心の中には次第に悪い言葉が溜まっていきました。
悪い言葉はゴルゴンの心を次第に黒く染めていきました。心の奥底に澱のようにたまった悪い言葉は、次第にゴルゴンの心から溢れ出すようになりました。ゴルゴンは大きくなるに連れて周囲の人に悪い言葉を言うようになっていったのです。
ゴルゴンには神様の力がありましたので、その言葉は普通の言葉よりも人の心を傷つける力が強かったのです。ゴルゴンの言葉は鋭く人の心をえぐり、時には真実さえも捻じ曲げるほどの力を持ちました。
なので、周囲の人はゴルゴンを恐れ、避けるようになっていきました。ゴルゴンの父親と母親は年老いて死んでしまいましたが、ゴルゴンの心の中の悪い言葉は減ることはありませんでした。
むしろ、ゴルゴンが周囲の人に悪い言葉を投げかけるので、村の人も友人となるべき人もゴルゴンを恐れ、彼女を遠ざけようとしたり、逆に彼女を傷つけるような言葉を投げかけさえするようになったのです。ゴルゴンはその言葉を飲み込んで、更に心を黒くしていきました。
ますます心が黒くなったゴルゴンは、どんどん醜い姿になっていきました。目は赤く燃え上がり、口から吐く息さえも毒を帯びるようになりました。ゴルゴンの吐く息を浴びると、花は枯れ、蝶も死んでしまいます。ゴルゴンが住む家の周りには、岩ばかりがゴロゴロ転がる不毛の大地が広がるようになりました。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える