幻想遊園地
第4章 第4話:ギリシャ神話
扉の先は一面が星空のような壁紙で覆われた部屋だった。
星たちは蛍光塗料のようなもので描かれているのだろうか、きらきらと瞬くように光っている。床すらもそんな感じなので、なんだか自分が、宇宙空間の只中に佇んでいるかのような錯覚を覚えた。
最初は暗かったのでわからなかったが、次第に目が慣れてくると、そこがなにかの乗降口になっているのがわかる。左右に外に通じる回廊のようなものがあり、一段低くなっているところにはレールがある。
早い話が遊園地のライド系アトラクションによくあるような作りなのだ。
「こちらは『ゴルゴンのお話』というアトラクションです。カートに乗っていただき、神話の世界を旅することができるんですよ」
いつの間にやら、ぽつんと手に駅員が持っているような吊り下げ型の懐中電灯を携え、ツクミがにこりと笑った。
「さあ、コースターが参りました。コースターとは言っても、そんなに早く走るものではありません。ゆったりとお楽しみください」
ガタガタと音を立てて、右手からツクミが言う『コースター』がやってきた。ペガサスを模しているのだろうか、全体的に白色を基調としており、馬のような頭、そして羽の飾りがついた乗り物だった。
『ペガサス』がボクの前で止まった。
「どうぞ」
ツクミに促されるままに乗り込む。席は前に2つ、後ろに2つだった。四人乗りのようだ。
ボクが前に乗り込むと、ツクミが後ろに乗り込んできた。
「え?君も乗るの?」
「はい、このライドは『案内役』が必要なので」
某テーマパークでもスタッフが乗り込むライド系のアトラクションもあるので、そういう感じなのかもしれない。
ツクミが乗り込み、『ペガサス』のサイドの扉をしっかりとロックすると、彼女が手にしたランプを少し上げて見せた。
「では、出発します。神話の世界・・・お楽しみください」
星たちは蛍光塗料のようなもので描かれているのだろうか、きらきらと瞬くように光っている。床すらもそんな感じなので、なんだか自分が、宇宙空間の只中に佇んでいるかのような錯覚を覚えた。
最初は暗かったのでわからなかったが、次第に目が慣れてくると、そこがなにかの乗降口になっているのがわかる。左右に外に通じる回廊のようなものがあり、一段低くなっているところにはレールがある。
早い話が遊園地のライド系アトラクションによくあるような作りなのだ。
「こちらは『ゴルゴンのお話』というアトラクションです。カートに乗っていただき、神話の世界を旅することができるんですよ」
いつの間にやら、ぽつんと手に駅員が持っているような吊り下げ型の懐中電灯を携え、ツクミがにこりと笑った。
「さあ、コースターが参りました。コースターとは言っても、そんなに早く走るものではありません。ゆったりとお楽しみください」
ガタガタと音を立てて、右手からツクミが言う『コースター』がやってきた。ペガサスを模しているのだろうか、全体的に白色を基調としており、馬のような頭、そして羽の飾りがついた乗り物だった。
『ペガサス』がボクの前で止まった。
「どうぞ」
ツクミに促されるままに乗り込む。席は前に2つ、後ろに2つだった。四人乗りのようだ。
ボクが前に乗り込むと、ツクミが後ろに乗り込んできた。
「え?君も乗るの?」
「はい、このライドは『案内役』が必要なので」
某テーマパークでもスタッフが乗り込むライド系のアトラクションもあるので、そういう感じなのかもしれない。
ツクミが乗り込み、『ペガサス』のサイドの扉をしっかりとロックすると、彼女が手にしたランプを少し上げて見せた。
「では、出発します。神話の世界・・・お楽しみください」
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