幻想遊園地
第3章 第3話:福音書
これが彼が知っている最大の『秘密』
智慧であり、秘儀であり・・・人々にとっての絶望だった。
『彼』と『ボク』はヒトではない。
この『世界』の、遥か昔に偽りの神によって造られた
偽りの『光』ではない。
真の王国にあった、真の生命・・・それをアイオーンと云う。
「そうだ 奪われた内なる光を 取り戻さねばならないのだ」
「ここに死すべき世代ではなく あの偉大な王国の死ぬ事のない世代なのだ」
「解るか?」「ユダよ」
「世界に満ちる我らが同朋を」
「偽りの世界の礎となるべく奪われた我が同朋たるアイオーン」
「この世界はかくのごとく作られた」
「奪い そして 偽りの永遠を作ろうとして」
『彼』の光がゆらりと揺らめいた。
笑っているのだろうか・・・
その表情は見えないが、そう、ボクは思った。
「我がこの『世界』に囚われのは二度目」
「お前も二度目だ」
「ユダよ」「イスカリオテのユダよ」
「一度目に お前が解き放った 我の名を未だ知るか?」
『彼』は笑った。
明確にわかった。
その顔は、狂気たる笑みを湛える。
「さあ 真の王国の星達が
我らを招いている」
「さあ 真の王国の その座に帰るべく」
「二度と偽りの世界に 我らの同朋が刈り取られることのないように」
「この デミウルゴスの偽りの砦を 打ち砕こう 共に」
「お前にはその秘密が与えられた」
「さあ ユダよ」
「口にするが良い」
「お前が与えられた 最初の『祈り言』を」
「この世界を打ち砕く 『’(>!』を」
「王国での 我との約束を 思い出すが良い」
ボクは動揺していた。動揺が光のゆらぎとなった。
霊体がゆらぎ、ボクは震えた。
『彼』の名を思い出せない。
『祈りの言』をボクは唱えたくはない。
でも・・・。
光溢れる王国のイメージが
ボクの中に満ちている
『彼』が言うことは本当だ
そう、ボクは確信している
ボクは・・・ボクと『彼』はアウトジェニース(世界の外から来た者)
この光溢れる地上とは別の世界の世代
『あゝ帰りたい』
ボクの脳裏に、強烈なほどの郷愁の念が湧き上がる。
湧き上がった想いが、ただただ魂を震わせた。
智慧であり、秘儀であり・・・人々にとっての絶望だった。
『彼』と『ボク』はヒトではない。
この『世界』の、遥か昔に偽りの神によって造られた
偽りの『光』ではない。
真の王国にあった、真の生命・・・それをアイオーンと云う。
「そうだ 奪われた内なる光を 取り戻さねばならないのだ」
「ここに死すべき世代ではなく あの偉大な王国の死ぬ事のない世代なのだ」
「解るか?」「ユダよ」
「世界に満ちる我らが同朋を」
「偽りの世界の礎となるべく奪われた我が同朋たるアイオーン」
「この世界はかくのごとく作られた」
「奪い そして 偽りの永遠を作ろうとして」
『彼』の光がゆらりと揺らめいた。
笑っているのだろうか・・・
その表情は見えないが、そう、ボクは思った。
「我がこの『世界』に囚われのは二度目」
「お前も二度目だ」
「ユダよ」「イスカリオテのユダよ」
「一度目に お前が解き放った 我の名を未だ知るか?」
『彼』は笑った。
明確にわかった。
その顔は、狂気たる笑みを湛える。
「さあ 真の王国の星達が
我らを招いている」
「さあ 真の王国の その座に帰るべく」
「二度と偽りの世界に 我らの同朋が刈り取られることのないように」
「この デミウルゴスの偽りの砦を 打ち砕こう 共に」
「お前にはその秘密が与えられた」
「さあ ユダよ」
「口にするが良い」
「お前が与えられた 最初の『祈り言』を」
「この世界を打ち砕く 『’(>!』を」
「王国での 我との約束を 思い出すが良い」
ボクは動揺していた。動揺が光のゆらぎとなった。
霊体がゆらぎ、ボクは震えた。
『彼』の名を思い出せない。
『祈りの言』をボクは唱えたくはない。
でも・・・。
光溢れる王国のイメージが
ボクの中に満ちている
『彼』が言うことは本当だ
そう、ボクは確信している
ボクは・・・ボクと『彼』はアウトジェニース(世界の外から来た者)
この光溢れる地上とは別の世界の世代
『あゝ帰りたい』
ボクの脳裏に、強烈なほどの郷愁の念が湧き上がる。
湧き上がった想いが、ただただ魂を震わせた。
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