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夜這い

第4章 後悔、反省、そして…

僕は、夜10時くらいまでテレビを見ていたが、さっき見た妹の胸と、ショートパンツの下半身を思い出して、テレビに身が入らず悶々としていた。

僕は、居ても立ってもいられず外に出ると、妹の部屋を見た。まだ明かりはついている。妹の寝る時間は今まで考えたこともなかったが、先週の日曜日は、11時には明かりが消えていた。

「もう少し待とう!」

と思いながら、

「ん?何を待つんだ?」と自問した。僕は、

「何を待つつもりなんだ?妹の部屋の明かりが消えるのを待つ必要なんてないはずだ!もう、あんなことはしないと誓ったんだから…。あんな罪悪感と、不安をもう感じたくない!妹の部屋の明かりが消えるのを待つ必要なんてない!」

と自分に言い聞かせた。そして、とっとと寝てしまえばいいと思い、ベッドに入った。

今日も一人でさっさとしてしまえば良かったのかもしれない。おかずは、この前のお尻と、今日のTシャツの胸で十分じゃないか!

なのに、一人でしようとは思わなかった…。理性ではダメだと分かっていても、本能はもう行くつもり満々になっていたのかもしれない。

ベッドに入っても、眠れず、電気をつけて時間を見た。11時だ!僕は、ベッドから起きると、また外に出た。

妹の部屋の明かりはついていない。

僕は部屋に戻って、ベッドにもぐると11時30分くらいまで待つことにした。先週と同じパターンなら、11時30分には熟睡しているはず…。

時間が過ぎるのがものすごく遅く感じた。なかなか30分経たない。

僕は、もう一度外へ出て妹の部屋を見た。明かりはついていない。

ちょっと早いが行くことにしよう。

前回感じた罪悪感と不安の記憶は、今の性欲の前には全く役に立たなくなっていた。










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