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夜這い

第7章 忍込み その3

僕は、部屋を出るといつものように…(いつものように?)静かに廊下を歩き、階段を登り、短い廊下をちょっと進んで妹の部屋の前に来た。

静かにふすまを開け、中の様子をうかがう。ここで、5分くらい待つのが僕の安全策の一つだ。妹が眠っていない雰囲気を感じたら、撤退する。

部屋の中に動きがないことを確認したうえで、音を立てないように中に入ると静かにふすまを閉める。

そして四つん這いでベッドまで行くと、ベッドの下の方で小さなライトをつける。仄かな明かりが部屋中に広がる。

そのままベッドを照らすと妹が普通に布団を掛けて寝ているのがわかる。

前回と同じく仰向けだが、顔は向こうを向いている。顔が見えないのが何となく残念だが、見えると緊張感が増すので、この方が気楽だ。

僕は、夕食のときに見た妹の胸を思い出し、とりあえず胸を触っておきたいと思った。

もう、胸は「とりあえず」という位置付けになっていた。そこまで慎重に触らなくても大丈夫で、触ろうと思えばわりと簡単に触れるという位置付け。つまり、今の僕には、胸くらい普通に触れるというハードルが下った感覚になっていた。

胸を触る要領は、前回の経験からもう迷うことはない。

妹のお腹の辺りから、軽く布団をめくり左手を差し入れてから妹の体になるべく触らないように布団を浮かせて胸の方まで左手を進める。そしてだいたいのところで、ゆっくり下に降ろすと柔らかいところに着地した。

胸の位置も前回の経験から一発で当てた。

最初はパジャマの上から優しくゆっくりと胸を掴む感じで揉んでみる。夕食のときに見たあの胸を揉んでいるという現実が僕を興奮させる。

柔らかく揉んでから、徐々に手の動作を大きくし撫でながら揉むような動きで少しずつ激しく左右の胸を行ったり来たりしてしばらく揉んだ。

案の定、妹に目を覚ます気配はない。

僕には、これまで2回の経験から、妹は気付かないだろうとわりと安心しているところがあった。 

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