テキストサイズ

夜這い

第4章 後悔、反省、そして…

その日の夕食。

平日の夕食は、父親を除く3人で食べるのが日常だ。父親の勤務地が遠く、朝早く出て、夜は僕らが夕食を食べ終わった後帰ってくる。

3人で食べるといっても、だいたい母親と妹が話し、僕は母親が聞くことに答えるという感じで、僕と妹が直接あれこれ話すことは少ない。

母親は明るい人で、よく話す。妹は、家以外ではどうか分からないが、家にいるときはわりとクールだ。ゲームを2人でするときだけは感情をだして楽しんだり、不機嫌になったりもするが…。

夕食のときも妹の様子は特に変わらない。

妹は先にさっさと食べ終えると、

「ごちそうさま!」

と言って立ち上がり、食器をシンクに入れて部屋を出て行った。夕食後は、母親に時間があるので食器は母親が洗っている。

僕は、入り口側を向く格好でテーブルについているので、妹が入り口から出て行く後ろ姿を眺めていた。

スウェットにトレーナー、いたって普通の格好だ。色気はないはずである。

しかし。スウェットを履いた妹のお尻を見ていると、昨日直接見た妹のお尻が思い出され、興奮がよみがえる。

僕と母親はだいたいいつも同時に食べ終わるので、

「ごちそうさま!」

と言って、僕が立ち上がると母親も立って食器を洗い始める。

その後、お風呂はだいたい僕が一番最初に入る。

そして、ちょっと勉強して、漫画を読むかゲームをしてだいたい12時くらいに寝る。

今日は、布団に入ると、妹をおかずに一人でした。昨日の体験で十分だ。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ