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HEAVEN~時を超えて~

第8章 記憶の彼方の契り

『マコト・・・明日、体調落ち着いてたら出かけようか?』


つわりも少し落ち着いて来て
食事も取れている真を見て声をかける



『え?』



『病院のあとでね。…少しだけだよ?』



『ぅ・・うんっ』


真は少しぶりに無邪気に笑った



『買いたいもの、あったんだよね?』



『・・・ぅん』


真は少し頬を赤くして嬉しそうに微笑む




『あ、そうそう・・・マコト

おなか大きくなる前に、マコトの服も買わなきゃね

おなかを圧迫しないで、あったかい服とか沢山さ』




『ふふ・・・せっかちなパパだね?』



真はまだ殆どわからないおなかを撫でで

微笑みながら呟いた

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