
HEAVEN~時を超えて~
第7章 空気
ピク・・
真は明らかに動揺した
少し寂しい気持ちにもなるけど
まぁ、そう思っていてもおかしくはないのだと
現実的に考えて彼女と向き合う
『マコトが自分の居た日常に戻りたいって
思う事は、当然であって、、僕はそれを
無理矢理に止めようとは思っていないよ』
それは本音であった
是が非でも回避しなければならなかった危険から
彼女を脱することが出来た今
それ以降の彼女の人生に・・・強制も強要も出来ない
例えそこに、どんなに恐怖や洗脳をかけたとしても
きっと限界が来る
いつかは、いずれは
彼女の意思が決める事だ
気付くと真は顔を上げて僕を見ていた
それが答えか?
少し苦笑いして頷こうとした
『そう・・・なの?』
真は目を丸くしている
『うん。でもマコトそうしないでしょ。
だからそのままでいいかと思ってるけど。
そうじゃない理由なら、、ちゃんと話して欲しい』
『・・・』
『説教臭いこと言う気はないけど
マコトも、ちゃんと言葉で伝える大人力はつけなきゃ』
『・・・っ』
ピク…
少し挑発しちゃったかな?
『今日は、、一人でいたいってだけだもん』
『ふふ・・・そう』
ひとりになりたい
まぁ誰だってあるよね、そんな時は。
顔にウソって書いてる人の言葉でなければ
それを呑み込むところなんだけど
真ほど気は短くないけどね僕
だからって?
全てに目を瞑れるほど・・・優しくなんかしないよ
ってこと
忘れてないかな真は?
やれやれ・・・久々に
ちょっとモードを切り替えなければならないらしい
初めの頃はさ、是が非でもって使命感ゆえに
感情を殺し、いくらだって鬼にも蛇にもなれたものだけど
骨折りだよ
気難しい子は一筋縄ではいかないものだね
まいったなぁ・・・あぁ、心が苦しいよ。
真は明らかに動揺した
少し寂しい気持ちにもなるけど
まぁ、そう思っていてもおかしくはないのだと
現実的に考えて彼女と向き合う
『マコトが自分の居た日常に戻りたいって
思う事は、当然であって、、僕はそれを
無理矢理に止めようとは思っていないよ』
それは本音であった
是が非でも回避しなければならなかった危険から
彼女を脱することが出来た今
それ以降の彼女の人生に・・・強制も強要も出来ない
例えそこに、どんなに恐怖や洗脳をかけたとしても
きっと限界が来る
いつかは、いずれは
彼女の意思が決める事だ
気付くと真は顔を上げて僕を見ていた
それが答えか?
少し苦笑いして頷こうとした
『そう・・・なの?』
真は目を丸くしている
『うん。でもマコトそうしないでしょ。
だからそのままでいいかと思ってるけど。
そうじゃない理由なら、、ちゃんと話して欲しい』
『・・・』
『説教臭いこと言う気はないけど
マコトも、ちゃんと言葉で伝える大人力はつけなきゃ』
『・・・っ』
ピク…
少し挑発しちゃったかな?
『今日は、、一人でいたいってだけだもん』
『ふふ・・・そう』
ひとりになりたい
まぁ誰だってあるよね、そんな時は。
顔にウソって書いてる人の言葉でなければ
それを呑み込むところなんだけど
真ほど気は短くないけどね僕
だからって?
全てに目を瞑れるほど・・・優しくなんかしないよ
ってこと
忘れてないかな真は?
やれやれ・・・久々に
ちょっとモードを切り替えなければならないらしい
初めの頃はさ、是が非でもって使命感ゆえに
感情を殺し、いくらだって鬼にも蛇にもなれたものだけど
骨折りだよ
気難しい子は一筋縄ではいかないものだね
まいったなぁ・・・あぁ、心が苦しいよ。
