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「好きです。付き合ってください」

第3章 エモ&拍手&しおり、ありがとうございます♪

この、たった2ページのメモ書きみたいな作品とも呼べないぐらいの作品に、しおりをはさんでくださった方が3名(しおりの数4だけど、そのうち1つは自分なんで…)もいらっしゃって、さらには11回もの拍手をいただきまして、エモは「なごんだ」エモと「面白い」エモをいただきまして、皆さま本当にありがとうございます~。

ま。この拍手もエモも、私についたもの、というより、あの隣の席の二人組についたものだとは思ってますが。

名前も知らない、たまたま……本当にたまたま、同じ日の同じ時間帯に同じ店の隣同士の席に座っただけの関係です。

学校の宿題なのか、塾の宿題なのかはわかりませんが、問題集をひろげて勉強してるところから、学生さんなんだな、というぐらいのことが判明しただけの相手で、正確な年齢もわからないぐらいの人たちです。

しかも、私が一方的に聞こえてきた会話で「あら可愛い♪青春だねぇ~」とか、一方的にほっこりしただけの関係性なのですが、彼らの未来に幸多かれ♪ ぐらいのことは思いました。彼の恋(なのかな?)が報われる日は、来るのかなぁ~~。 あの彼女の反応っぷりだと、来ない気がするよ。

しかし、彼は、すごいね。なかなか言えないよ。あんなセリフ……。

「好きです、付き合ってください」

なんてどストレートな告白なんだ。
しかもあんなサラッと…。いっさいの照れ無しに言い切ったからね…。
そんな告白、隣から突然聞こえてきちゃったら、思わず聞き耳立てちゃうよ…。

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