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微熱に疼く慕情

第10章 【囚われない愛と持続的な関係】






「その通りです……」


「だから感謝してるの、こんな時、待たせてごめん…で良いのかな?私と出逢う為に待っててくれたって勘違いしても良い?」


「勘違いじゃないよ、その通りだから」



Tシャツから手を抜いてギュッと抱き締める
何だろ、愛おしく感じてる



「……大事にする」


「え、それ僕のセリフじゃ?」


「んふふ、だって、旺志郎くんのセカンド童貞?セカンドチェリー?貰うわけだし」


「え?え?あっ……うん、多分下手だから指南して貰えると助かります」


「教える事なんてないよ、肌で感じて?」


「……うん」



あぁ、どうしよう
めちゃくちゃ押し倒したい
でも我慢……据え膳…っ
ゆっくり剥がしていってあげたい
彼の性癖を目覚めさせるチャンス



「おいで」と手を取り、ベッドまで連れて行く
「優しくするから」ってセリフ言うとは思わなかった
緊張してるのが伝わってくる
下はまだ勃起してるのかな
更に硬くしてくけど大丈夫?
まだ触らないよ
ゆっくり解してあげる



「ごめん、もっと好きになっちゃった、旺志郎くんの事」


「僕のセカンド、貰ってください」


「んふふ、もう私以外、許さないからね」


「うん、一華さん以外無理だよ」



そのまま唇奪って、服を脱がせてく
ほぼ童貞なのか、そうじゃないのか
ヤってみないとわからない事ばかりだね
私もドキドキしてきた
こんな初々しいセックスは久しぶり



自分も上だけ脱いでブラの上から触らせる
白にしてきて正解だったかも
セクシーなのは追々ね
おぼつかない手先に手を重ねて揉ませた



「や、柔らかい……」


「全部、記憶上書きしてってね」


「え…?」


「元カノとの記憶、塗り替えてくから」





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