
微熱に疼く慕情
第8章 【壊れていく劣情】
「ヤバい……凄く気持ち良かった、一華のお尻も」
もう喘ぎ過ぎて声がかすれちゃってる
喋れないから頷くだけ
起こしてくれてまた3人並んで座る
下腹部撫でられて「大丈夫?」って大智も心配してくれてるんだ…?
疲れて肩に頭乗せちゃった
それに嫉妬した先輩が私を奪い返す
「こっちでしょ」って……ごめんなさい
ギュッと2人に両手握られて力なく握り返すの
先輩のシャツ着せてもらって、2人はパンツ一丁だ
アナルセックスした後は体力の消耗が凄いの
すぐに動けない
もっと体力つけないとな、とは思うけど……
この、事後のまったりした時間も悪くはない
気が付くとまた、2人で取り合ってくるから可笑しいの
キスされても舌を絡めるだけで精一杯だよ
左右向かされてトロンとしちゃう私に
「もう無理だよ」って言うのに大智はクンニしてくる
足開いてクンニされてる私に
「吹いたら怒るよ」と先輩が顎クイして意地悪言う
そんなの無理だよ……身体が言う事聞くはずないもん
与えられる快楽に正直だから……
「もうやめて…」でやめてくれるわけないし
手マンまでされたら勝手に腰動いちゃうし
無理無理無理無理…って頭を押す
力入れてるつもりが全然入ってなくてクンニから逃れられない
私のイかせ方を熟知している大智に勝てるわけないじゃん
先輩の方を見て「イっちゃう」って訴える
「イっても良いけど漏らしたらダメだよ?」
「んっんっ……無理ぃ…っ」
「ダメ、良い子だから言う事聞いて?」
「あぁっ……イクっ……イクイクイク…っ」
無理、出ちゃう出ちゃう出ちゃう出ちゃう…っっっ
ぶしゃあ……と出しちゃったつもりが痙攣するけど噴射はしてない
え、大智が全部口内で受け止めてる…?
そんな事……しちゃうの?
ゴックンするのを見届けてしまった
