
微熱に疼く慕情
第8章 【壊れていく劣情】
「そうなの?一華、俺以外の男に抱かれて蕩けまくってたんだ?被ってた日もあったんじゃないの?」
「あぁ、あったと思いますよ?でもこいつ誤魔化すの上手いじゃないですか、俺も彼氏さんもコロッと騙されちゃいますよねぇ……魔性の女なんで、一華は、なぁ?」
イマラチオされてるから何も言えないけど目だけは睨みつけてやった
それにも興奮してるってわかってるよ
「怒んなよ」って先輩に見せつける為でしょ
スパンキングされて感じてる私も、
奥まで突き上げられてナカイキしてる私も、
全部、全部壊れちゃえ………
正常位で挿れられて、太腿を枕に見立ててフェラしてる
どっちも挿れてきたし、口内射精もされた
精子で汚れてく私を見て2人とも興奮してたね
ゴムを外して身体にかけてくる
お口に出してってば……
ぐったりしてる2人は今、何を思ってるんだろう
冷静になったら罪の重さが伸し掛かってくる
ツンとする精液の匂い
「シャワー、浴びる?」って聞いたら手を取り連れて行かれた
そんな広くはない浴室だし、大人3人が入れば激狭
重なるように私は先輩に抱き着いてキスをする
2人に身体を洗ってもらいながら私も洗ってあげる
「隼人さん……怒ってる?」
何も喋らずただ洗ってくれてるから思わず聞いてしまった
「ごめん、なんて言えば良いのかわからなくて……凄い、状況……だよね」
「うん……イヤ?」
「え……、あぁ、いや……」
「隼人さんが嫌ならもうしないよ?大智とも終わる」
濡れた髪で見せた事もない表情で淡々と言えばどんな顔するかなって思ったけど、案外チョロいね、先輩……
さっきのが刺さった?
まだシたいんでしょ?3人で……
「おい、聞いてねぇぞ」って反論してくる大智も、
手だけ後ろに伸ばしておちんちん握ったら黙る
今は先輩と喋ってるの、黙ってて……
