
微熱に疼く慕情
第4章 【錯乱していく激情】
「嫌だ……お願い、一華」
「大智……やめて」
抱き締めて首筋に唇這わせてくる
応えられないよ
ロンT巡られ太腿……ショーツへと進む手
「ダメ…」と拒んでも甘いキスで封じ込まれちゃう
クローゼットを背に拒む手は頭の上で押さえつけられ舌を絡め合う
「大智、時間ないから…っ」
「じゃ、会ってくれる?」
「んっ……ダメだってば」
「俺を選んでよ、一華…」
「今日はダメ……」
「じゃ、行かせない」
「んん……っ」
ロンTごと脱がされて下着姿になったらブラをズラして乳首を勃たせてくる
ショーツもズラしてきたから手マンを拒んだ
自分も硬いの出してきて本気で止める
「待って、ナマはダメ…」
「会う…?会わない…?ちゃんと約束して」
今、手元にゴムはない
ベッドまで行かなきゃないけど、今そのまま挿れようとした…?
断ればナマで挿れようとしてる…?
「ねぇ、物分かり良くなるんじゃなかったの?これじゃ、脅しじゃん……大智はもっと理解あると思ってた」
「会いたいのがそんなにダメな事なの?夜中でも良いよ、5分でも良い……顔見て、終わりたいんだよ」
これはまた平行線な言い合いにしか過ぎないと悟る
だからギュッと抱き締めるしかなかった
背中もポンポンするよ
こんな風にさせたのは私だから
もう引けないところまで来てるんでしょ…?
「ごめんね……私が悪いね、わかったよ、本当に遅くなるかもだけど待ってて……ちゃんと帰って来るから」
「一華ぁ……」
「はいはい、仲直り、ね?」
「ゴム着けるから最後、シて良い?」
「えぇ………まぁ、良いや、シャワー浴びる前だから長いのはやめてね」
はぁ………ご機嫌でゴム取りに行ったよ
かなり爛れてる……
ダメだなぁ……と感じながらバックで受け入れる私はいつか天罰が下っちゃうかな…?
あぁん……やっぱ気持ち良い、大智のバック
激しくして……早くイかせて………
早く……あの人の元に行かせて……………
