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碧と朝陽

第10章 SM部屋

「ごめん、出る…!」

そう碧は呟くと、俺の口の奥深くにグッと自分のモノを入れてくる。

「んあっ!」

苦しい………!!

口の中に苦い味が広がると、
ずるりと口の中から碧のモノが出ていく。

口の中に残るドロドロとしたそれを俺はグッと飲み込もうとする。

「え、朝陽?無理しなくて大丈夫だよ?」

俺はやだやだと首を横に振る。

「ふふっ、可愛いなぁ……わかった、じゃあ飲んで」

“飲め”そう指示を受けてから、しっかりと飲み込んで、口をあけて碧に見せた。

「ん、上手。いい子だね〜。」

よしよしっと頭を撫でられると気持ちいい。
ぽーっと余韻に浸っていると

「はい、じゃあお水飲んで?口の中気持ち悪いでしょ」

碧は事前に買ってあった水を冷蔵庫から出して俺に渡してきた。

「ありがとう……」

俺はそれを受け取り一口飲んだ。
ペットボトルのキャップは少しだけ開いていて、事前に開けてくれたことがわかった。

俺はお姫様かよ……

そう思って少し笑いそうになる。

「次は朝陽の番だね」

そう言われて、自分のに視線を落とすと、ズボンの上からでもわかるほど俺のモノは主張していた。

「あ、」

恥ずかしくて手で隠す。

「なんで隠すの、だめ」

そう言われて、俺はおずおず手を退ける。

「こっちにおいで」

碧はぽんぽんと軽くベッドを叩く。
俺は言うとおり碧の隣に座った。

碧は俺の頭を愛おしそうに撫でる。

次はどうしたらいいのか、聞く意味も込めて俺は碧の目を見る。

すると
「kissして?」
そう碧は俺の目を見て言った。

俺は軽く、碧の唇にキスをする。

「もー!それじゃだめ!この前教えたでしょ?」

触れるだけのキスでは碧は満足してくれないようだ……自分からするのは恥ずかしいんだけど……

ちゅ、ぺろっ

軽く唇に触れたあと、舌を出して碧の唇を舐める。
すると、碧は軽く口を開けた。
その中に、俺は自分の舌を入れる。

碧の舌に向かい入れられ、2人の舌が絡み合う。

ちゅうっ…ちゅ、

「んあっ、ふっ、あう」

そこからは碧のペースに持っていかれ、深いキスをされる。
恥ずかしくて、気持ち良くて、俺は頭がおかしくなりそうだった。

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