シャイニーストッキング
第16章 もつれるストッキング5 美冴
78 最悪でひどい夜…(2)
「…うぅ……」
最悪だわ…
本当に最悪な、目覚めの余韻であった。
「あぁ、うぅ…」
わたしは小さく呻き、ゆっくりとカラダを起こし、そして周りを、彼の部屋、ベッドルームを一瞥する。
心がまるで二日酔い、いや、乗り物酔いみたいな感じにゆらゆらと揺らいでいる感じがする…
あぁ…
そしてカラダが、いや、オンナの奥深くが…
ズキズキ…
ジンジン…
と、さっきまでの快感の、いや、激しい絶頂感の余韻の疼きを甦えらせてきた。
「あ、うぅ…」
その余韻の疼きに…
『あぁ、もう、最悪だわ…』
と、また、心の中で呟いてしまう。
そして、ふと、ビリビリに引き裂かれ、ボロボロになっているこのストッキング脚が、目に入ってきた…
『ホント、最悪…』
と、またもう一度、心の中でそんな想いが沸いてくる。
見るも無残にボロボロで、細かい数本の伝線のスジが走っているこのストッキングを穿いた太腿…
それを見つめていると、まるで、わたし自身がボロボロに引き裂かれ、壊されたみたいに感じてしまう。
いや、実際、心身共にぐったりといいえぬような空虚感と虚脱感に覆われていた…
そしてさっきまでの二人の淫らな痴態が、心に、いや、脳裏に、まるで映画の様に、はっきりと浮かび上がってきたのである。
それには、わたしの抱いてしまった…
ヒガミ…
欺瞞…
邪な濁情…
これらの醜い衝動が心を揺らし、波立たせ、掻き乱し、強く自律神経を昂ぶらせ、騒つかせ、その想いがまるで津波の如くに脳裏に甦ってきていた。
そしてまた、意識を翔ばす最後の瞬間に感じた、絶頂感を遥かに越えたエクスタシーといえる、まるで『痛み』といえる感覚に似た快感が…
今、また、リアルに痛みが甦り…
ズキンッ…
と、奥を疼かせてくる。
その『痛み』はまるで…
心の欺瞞という残滓の想いが壊れた痛み…
そして激しい快感の残骸といえる子宮の悲鳴…
そう、そんな心が壊れてしまったみたいな最悪な余韻が…
この目に入ってきたボロボロに引き裂かれた自らのストッキングから…
意識の覚醒と共に、心身全体を覆ってきたのだ。
それは…
最悪な目覚め…
ひどい夜の続きの始まり…
「…うぅ……」
最悪だわ…
本当に最悪な、目覚めの余韻であった。
「あぁ、うぅ…」
わたしは小さく呻き、ゆっくりとカラダを起こし、そして周りを、彼の部屋、ベッドルームを一瞥する。
心がまるで二日酔い、いや、乗り物酔いみたいな感じにゆらゆらと揺らいでいる感じがする…
あぁ…
そしてカラダが、いや、オンナの奥深くが…
ズキズキ…
ジンジン…
と、さっきまでの快感の、いや、激しい絶頂感の余韻の疼きを甦えらせてきた。
「あ、うぅ…」
その余韻の疼きに…
『あぁ、もう、最悪だわ…』
と、また、心の中で呟いてしまう。
そして、ふと、ビリビリに引き裂かれ、ボロボロになっているこのストッキング脚が、目に入ってきた…
『ホント、最悪…』
と、またもう一度、心の中でそんな想いが沸いてくる。
見るも無残にボロボロで、細かい数本の伝線のスジが走っているこのストッキングを穿いた太腿…
それを見つめていると、まるで、わたし自身がボロボロに引き裂かれ、壊されたみたいに感じてしまう。
いや、実際、心身共にぐったりといいえぬような空虚感と虚脱感に覆われていた…
そしてさっきまでの二人の淫らな痴態が、心に、いや、脳裏に、まるで映画の様に、はっきりと浮かび上がってきたのである。
それには、わたしの抱いてしまった…
ヒガミ…
欺瞞…
邪な濁情…
これらの醜い衝動が心を揺らし、波立たせ、掻き乱し、強く自律神経を昂ぶらせ、騒つかせ、その想いがまるで津波の如くに脳裏に甦ってきていた。
そしてまた、意識を翔ばす最後の瞬間に感じた、絶頂感を遥かに越えたエクスタシーといえる、まるで『痛み』といえる感覚に似た快感が…
今、また、リアルに痛みが甦り…
ズキンッ…
と、奥を疼かせてくる。
その『痛み』はまるで…
心の欺瞞という残滓の想いが壊れた痛み…
そして激しい快感の残骸といえる子宮の悲鳴…
そう、そんな心が壊れてしまったみたいな最悪な余韻が…
この目に入ってきたボロボロに引き裂かれた自らのストッキングから…
意識の覚醒と共に、心身全体を覆ってきたのだ。
それは…
最悪な目覚め…
ひどい夜の続きの始まり…
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