
シャイニーストッキング
第14章 もつれるストッキング3 常務取締役大原浩一
133 やっぱり…
「え?…」
私はバスタオルを巻きながらシャワールームから出ると…
この高層ホテルに於いてのスペシャルルームならでは夜景の綺麗な窓側にセットされているソファに…
藍色のノースリーブのワンピース姿の美しく魅惑的で魅力溢れる律子が座り、私を見ていた。
そしてまさかの、予想外のその美しい姿を見て…
こんな魅惑的な律子がいるのにさっきはあんな揺らいでしまったなんて…
と、一瞬にして心から後悔し、いや、恥じいてしまう。
そのくらいにさっきの竹下雪恵くんとは、いや、比べモノにはならない位に段違いの魅惑の美しさなのである…
いいや、そもそも彼女とこの律子を比較する事自体が根本的に間違いなのだ。
確かに先の彼女もなかなかの美人ではある…
だが、この目の前に座り、微笑みを浮かべている律子は根本的に問題にならない位に全くの別次元のレベルなのである。
せいぜい竹下くんは田舎のまあまあな美人娘…
だが、片や、この律子は…
まるで比較にならない存在感、そしてオーラを放っているのだ。
本当に、本当に、さっき揺らいだ自分が心から恥ずかしい…
だからこそ、そんな私の心等お見透しな律子からしたら、ヘソが曲がってしまうのも当たり前なのである。
いや、おヘソくらいで逆に良かった…
やはり私はとてつもない、そしてとんでもない宝物を手にし、いや、収め、持っているんだ…
つくづくそう、心から思った。
「さぁ早くそれにお着替えになって」
するとベッドの上に置いてある私の服に目を向けて、そう言ってきた。
「え、あ?」
「いいから早くお着替えになって」
その言葉には、有無を言わさぬ強さがある。
「あ、う、うん…」
そのベッドの上には…
明日の視察が終わって、少し新潟市内を巡る時に着ようと持参した私のポロシャツとチノパンがトランクから出され置いてあるのだ。
「さぁ早く、今からバーに行くんだからぁ」
そして律子は、今度は甘い、甘えるかの様な声音でそう囁いてきた。
「え、あ、あぁ、うん…」
「せっかくだからここの夜景も少しは楽しまないとね…」
「あ、そうだな…」
「アナタだけ、夜景を楽しむのもね…」
「えっ…」
その律子の言葉に…
ドキンと狼狽えてしまう。
やっぱり…
怒っている……みたいだ。
「え?…」
私はバスタオルを巻きながらシャワールームから出ると…
この高層ホテルに於いてのスペシャルルームならでは夜景の綺麗な窓側にセットされているソファに…
藍色のノースリーブのワンピース姿の美しく魅惑的で魅力溢れる律子が座り、私を見ていた。
そしてまさかの、予想外のその美しい姿を見て…
こんな魅惑的な律子がいるのにさっきはあんな揺らいでしまったなんて…
と、一瞬にして心から後悔し、いや、恥じいてしまう。
そのくらいにさっきの竹下雪恵くんとは、いや、比べモノにはならない位に段違いの魅惑の美しさなのである…
いいや、そもそも彼女とこの律子を比較する事自体が根本的に間違いなのだ。
確かに先の彼女もなかなかの美人ではある…
だが、この目の前に座り、微笑みを浮かべている律子は根本的に問題にならない位に全くの別次元のレベルなのである。
せいぜい竹下くんは田舎のまあまあな美人娘…
だが、片や、この律子は…
まるで比較にならない存在感、そしてオーラを放っているのだ。
本当に、本当に、さっき揺らいだ自分が心から恥ずかしい…
だからこそ、そんな私の心等お見透しな律子からしたら、ヘソが曲がってしまうのも当たり前なのである。
いや、おヘソくらいで逆に良かった…
やはり私はとてつもない、そしてとんでもない宝物を手にし、いや、収め、持っているんだ…
つくづくそう、心から思った。
「さぁ早くそれにお着替えになって」
するとベッドの上に置いてある私の服に目を向けて、そう言ってきた。
「え、あ?」
「いいから早くお着替えになって」
その言葉には、有無を言わさぬ強さがある。
「あ、う、うん…」
そのベッドの上には…
明日の視察が終わって、少し新潟市内を巡る時に着ようと持参した私のポロシャツとチノパンがトランクから出され置いてあるのだ。
「さぁ早く、今からバーに行くんだからぁ」
そして律子は、今度は甘い、甘えるかの様な声音でそう囁いてきた。
「え、あ、あぁ、うん…」
「せっかくだからここの夜景も少しは楽しまないとね…」
「あ、そうだな…」
「アナタだけ、夜景を楽しむのもね…」
「えっ…」
その律子の言葉に…
ドキンと狼狽えてしまう。
やっぱり…
怒っている……みたいだ。
