
シャイニーストッキング
第14章 もつれるストッキング3 常務取締役大原浩一
108 オスのサガを…
これこそが独裁的に振る舞っていた真中前常務の残した悪しき慣例なのだと思う…
そしてそれをこの私がこれから変えて、生まれ変わらせていかなくてはならないのだと思うのである。
だがもうひとつ…
こんな綺麗事の屁理屈といえる様な思いを考えてはいるくせに…
そして悲しいかな、私自身の悪癖といえる性癖、嗜好であるストッキングフェチが故に…
彼女の存在を真っ向否定はできないのでもあるのだ。
いや、実は、本当は、そんなストッキングフェチが故の、そして彼女の肉惑的な魅惑の魅力のせいもあり…
ただ単に自分自身のスケベ心に対しての言い訳的に、こんな屁理屈を必死に心で考えているだけなのかもしれない。
私には…
律子という素晴らしい彼女がいるくせに…
いや、佐々木ゆかりという愛しい存在もいるくせに…
それに蒼井美冴という魅惑的な存在もいる筈なのに…
本当は自分自身のスケベ心から、この目の前の彼女の肉惑的といえる魅力的なストッキング脚を無視、いや、否定できないだけなのかもしれない。
そしてそれは悲しいかな、ストッキングフェチの男のサガなのかもしれない…
いや、その通りなのだ。
「さぁ大原常務さん、これで31階まで上りましょう」
と、彼女はそう言って、私の腕に自らの腕を絡み付けながら、開いたエレベーターに私を押し込む様に密着してきた。
「あ、お、おい…」
そして更に密着し、胸をも押し付けてきたのだ。
そして私は慌ててそんな彼女の動きを否定しようとしたのだが…
同時に数人の他のお客もエレベーターに乗り込んできたからその彼女を押し退ける訳にもいかず、抗いの言葉を掛ける訳にもいかすに黙るしかなかった。
なぜなら、一緒にこのエレベーターに乗り込んだ他のお客は皆カップルであったから。
そしてエレベーターという密室でもあるから、彼女に対しての否定の言葉は躊躇われたのである…
そして彼女の胸の柔らかな感触と、まるで自分の存在意義をアピールするかの様な甘い香水の香りが私の心を…
いや、フェチ男の、いいや、オスのサガを刺激してきてくるのだ。
これこそが独裁的に振る舞っていた真中前常務の残した悪しき慣例なのだと思う…
そしてそれをこの私がこれから変えて、生まれ変わらせていかなくてはならないのだと思うのである。
だがもうひとつ…
こんな綺麗事の屁理屈といえる様な思いを考えてはいるくせに…
そして悲しいかな、私自身の悪癖といえる性癖、嗜好であるストッキングフェチが故に…
彼女の存在を真っ向否定はできないのでもあるのだ。
いや、実は、本当は、そんなストッキングフェチが故の、そして彼女の肉惑的な魅惑の魅力のせいもあり…
ただ単に自分自身のスケベ心に対しての言い訳的に、こんな屁理屈を必死に心で考えているだけなのかもしれない。
私には…
律子という素晴らしい彼女がいるくせに…
いや、佐々木ゆかりという愛しい存在もいるくせに…
それに蒼井美冴という魅惑的な存在もいる筈なのに…
本当は自分自身のスケベ心から、この目の前の彼女の肉惑的といえる魅力的なストッキング脚を無視、いや、否定できないだけなのかもしれない。
そしてそれは悲しいかな、ストッキングフェチの男のサガなのかもしれない…
いや、その通りなのだ。
「さぁ大原常務さん、これで31階まで上りましょう」
と、彼女はそう言って、私の腕に自らの腕を絡み付けながら、開いたエレベーターに私を押し込む様に密着してきた。
「あ、お、おい…」
そして更に密着し、胸をも押し付けてきたのだ。
そして私は慌ててそんな彼女の動きを否定しようとしたのだが…
同時に数人の他のお客もエレベーターに乗り込んできたからその彼女を押し退ける訳にもいかず、抗いの言葉を掛ける訳にもいかすに黙るしかなかった。
なぜなら、一緒にこのエレベーターに乗り込んだ他のお客は皆カップルであったから。
そしてエレベーターという密室でもあるから、彼女に対しての否定の言葉は躊躇われたのである…
そして彼女の胸の柔らかな感触と、まるで自分の存在意義をアピールするかの様な甘い香水の香りが私の心を…
いや、フェチ男の、いいや、オスのサガを刺激してきてくるのだ。
