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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 191 ビアンな夜(93)

 わたしの爪先は、まるでクリトリス…
 
 舐め、しゃぶられて、疼きが激しく昂ぶってきていた。

「あぁ…や…ぁぁ…」

 ズキズキズキズキズキズキ…

 まるで、爪先とアソコが、クリトリスが繫がったかの様に疼きを増してくる…

 ああぁ…

 あまりの疼きに、わたしは無意識に、自らの手をアソコへと、パンストの中へ、そしてパンティの中へと指先を忍ばせて…
 弄ってしまう。

 我慢できなかったのだ…

「はう、あぁぁ…」

 ジュブ、チュパ、ジュブ…

 爪先と、自ら弄るクリトリスと、そして子宮が1本の快感という電流を通す伝線で繫がった…

「ゆ、ゆかりぃ…
 愛してるわぁ、愛してる…」
 その言葉が弾きがねとなった。

「はぁうぁぁ、ダメ、イッ、ぁぅぅ…」
 なんと、わたしは、爪先を舐め、しゃぶられ、自ら弄り、絶頂感を迎えてしまったのである。

 爪先をピンと伸ばし…

 全身を震わせ…

「あぁぁぁぁ、っくうぅぅ…」

 イッてしまう…

「はぁぁぁぁ……」

 全身の力が抜けていく…

 あの頃、『黒歴史時代』でも、彼に愛されていても…

 これだけで、爪先をしゃぶられて…

 イッたことはなかった…

 あ、いや、あの『黒歴史時代』は、なかなかイケなくて、大麻に逃げたのだったが…

 初めての快感と絶頂感であった…

「はぁ、はぁ、はぁぁ…」

「ふうぅ…」
 みさえの潤んだ目が、わたしを愛おしそうに見つめていた。

 ああ、みさえ…
 胸が、心が、騒めいてくる。

 ああ、わたしも、みさえを愛している…

 そしてみさえはスッと手を伸ばして、触れてきたのだ。

 指先が、指先同士が絡み合う…

 ズキズキズキズキ…

 ウズウズウズウズ…

 ザワザワザワザワ…

 心が高鳴り、疼きが昂ぶり、騒めきを感じてきた。

 だが…

 その時であった…

 さっきわたしの心の中で蘇った、あの過去の『黒歴史時代』の…

『唯我独尊』的な…
 女王様然とした…
 猛った想いが再び昂ぶってきたのである。

 そしてわたしの中での絶頂感の余韻は吹き飛び、一気に美冴さんの両脚を抱え、股間を広げ…

「はぁんんっ、ゆ、ゆかりぃ…」

 その股間に…

 いや、みさえのストッキング直穿きの股間に、顔を、舌先を、押し付けたのだ。




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