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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 183 ビアンな夜(85)

 やはりゆかりは…

 いや、ゆかりも…

『ストッキングラブ』の女であるのを確信した。

 つまりはわたしと同類なのだ…

 ただ、まだ、完全な覚醒を、自覚をしていないだけ…

 だったら…

 わたしが目覚めさせてあげよう…

 そう想いながらゆかりのストッキングの爪先を舐め、しゃぶりながら右手でゆっくりと脚を撫でていき、スカートの中へと指先を忍ばせていく。

「あん、はん、や、み、みさ…さん…」
 身悶えしながら愉悦の喘ぎを漏らしてくる。

 わたしは爪先の舐め、しゃぶっている唇をソッと外し、舌先を伸ばし、ゆっくりと爪先から脚指先、脚の甲から脛へと、舐めなが這い上がっていく。

 その舌先の動きに連動させて指先を太腿から股間へと撫で上げていくと…
「はん、んん…あ、や…」
 撫でている左脚を小さくフルフルと震わせながら、ゆかりは横向きから仰向けへとカラダを捩りながら身悶えてくる。

「はぁぅんっ、ん、や、あっぁぁ…」

 そのままわたしの指先が股間へと、いや、ストッキングのマチ部のセンターシームを撫で、そして押し込んでいくと…
 激しく身悶えながら、喘ぎを上げてきた。

 股間は、パンティからストッキングの布地を通り越して、まるで水をこぼしたかの様にぐっしょりと濡れている…
 

「うふ…
 すごい、濡れてるわよ…」

「あぁん、やん…」
 
 今夜で二度目の逢瀬…
 そして『ストッキングラブ』という同類の性癖も確信している…

 もうわたしは遠慮はしない…

 いや、容赦しない…

 ゆかりを快感に、ううん、いや
『ストッキングラブ』の快感を植え付け、覚醒させるんだ…

「うわぁ、ぐしょぐしょよぉ…」

「や、そ、そんなぁ…」

「それに…
 メスの香り、ううん、いやらしい匂いがしてくるわぁ…」

 言葉でも攻めていく…

「あぁ、そ、そんな、や、いやぁ…」

 そんなわたしの舌先と…

 指先と…

 そして言葉の快感に濡れ…

 濡らし…

 感じ…

 喘ぎ…

 激しく身悶えをしていく…

「わたしが欲しいっていう…
 メスのいやらしい、淫乱な匂いだわぁ…」

 そしてもっと、もっと攻めて…

 責めていく…






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