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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 179 ビアンな夜(81)


「あらあらぁ、凄く感じるみたいねぇ…」
 そのなんとなく淫靡な声音の囁きにも、ゾクゾクと感じてしまう。

「あ、ふ…」
 そんな美冴さんの唇が、舌先が、ゆっくりとふくらはぎから脚首へ、そして爪先へと這ってくる。

 囁きの言葉に酔い痴れ…

 指先の…

 舌先の快感に酔い、震えていた。


 そして…
 
 なんと、爪先を舐めてきたのである。


「あんっ、イヤ、や、ダメ、そこは、き、汚いから…」
 わたしは思わずビクンと大きく震え、悲鳴を上げてしまう。

「ううん、ゆかりに汚いところなんて無いわ」

「そ、そんな……こ…と……」
 そんなことない…と、言い切れなかった。

 なぜならば、舐められているその爪先が物凄い快感を伝えてきて、子宮が、アソコが、ジンジンと激しく疼きを昂ぶらせてきたからである…

「ぁ……や…ん…んん……」

 映画でも爪先が舐められていた…

 彼にも、何度となく舐め、しゃぶられた事があった…

 だが…
 それとは比較にならないくらいの快感を感じていたのだ。

 でも、一日中穿いていたストッキングの爪先なのである…

 汚いし、臭い…

 それを舐め、しゃぶられている…
 快感とその羞恥心が、余計に激しく昂ぶらせてきていた。


「あぁぁ…や、ぁぁ……」
 わたしは快感に喘ぎ、身悶え、震え、そして爪先が溶けて、蕩けて、無くなってしまう様な感覚、いや、快感を感じていたのであった。

 同じ女同士だから故のせいなの?…

 なんでこんなに感じちゃうの?…

 わたしは喘ぎ、身悶えながらそう逡巡していく。


 あ…

 そうか…

 美冴さんも脚が、爪先が感じるから…

 いや、昨夜も、震える程に喘ぎ、感じていたわ…

 だから…か…

「はぁん、んん…」
 そしてわたしはすっかり脚を美冴さんに預け、身悶えしていた…

「んんっ」
 すると美冴さんは爪先を舐め、しゃぶりながらスカートの中に手を忍ばせてきたのだ。

 その指先のタッチも、絶妙であった…





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