『シャイニーストッキング』第15章「もつれるストッキング4　　　　律子とゆかり」　2336ページ

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シャイニーストッキング

第15章もつれるストッキング4　　　　律子とゆかり

　148　昂ぶりの衝動(7)

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

「はぁっ、っん、あっ、はぁっ、はぁ」

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

「あ、う、うぅっ、り、律子ぉ」

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

　お互いに快感に叫び、わたしは必死に彼の両足の上で弾むかの様に上下動を繰り返し…
　子宮の奥底くの壁に彼の熱く、堅く、猛っている怒張を受けていく。

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

　ソファを激しく軋ませ、湿った摩擦音を響かせ、愛の蜜を溢れ、こぼし、まき散らし…
　強い快感により、心とカラダ、メスの本能を震わせながら狂ったように、いや、快感を貪ることに狂っていた。

　ズキン、ズキン、ズキズキ…

　ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

　ヌチャ、ニチャ、ヌチャ、ニチャ…

　動く毎に、子宮の奥深くが痛い位にズキズキと疼き、快感を響かせてくる。

　だがそんな反面…
　斜め上からの俯瞰的な視点からのこの二人の、いや、自分の淫らで狂った姿の情景を脳裏に浮かばせてくるのだ。

　そう、それは…
　かろうじて生き残っているもう一人の冷静な松下律子という存在が、藻掻き、足掻き、この狂った自分に抗っているみたいである。

　それはまるで心の中で、二人の自分がせめぎ合っているみたいであった…