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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 109 ビアンな夜(50)

「あっ、っくうぅぅぅ……………」

 わたしは美冴さんの、ほんのひと舐めで何度目だろうか…
 また、イッて、絶頂をしてしまった。
 そして全身を愉悦の震えを起こし、喜悦の喘ぎを漏らしてしまう。

「あらぁ…もうなのぉ…
 やっぱりぃゆかりはかわいいわぁ…」
 すると美冴さんは唇を離し、わたしの絶頂感の恍惚の表情を見ながらそう囁いてくる。

 ああ…

 恥ずかしい…

 そう想いながら、わたしはフルフルと絶頂感の余韻に震えていた。


「かわいい……わ…」
 すると美冴さんはそう囁きながら、わたしの頭の下に左腕を差し入れてきてそして、口吻をしてきたのだ。

「あぁ……」
 その口吻に思わず喘ぎを漏らしてしまい、唇を受ける。

 そしてわたしに対して右斜め側から肩を抱き、お互いを密着させ、口吻をしながら、脚を絡ませて股間を開かせ、美冴さんの右手の指先が、絶頂感の余韻の疼きがまだ治まらす、ズキズキと昂ぶっているヒダの合わせ目に触れてきたのだ…


「…………んっ…」
 わたしは口吻により唇を塞がれているから、無言でカラダをビクッと震わせてしまう。

 震えるくらいの指先の快感である…

 そしてわたしは右側から抱かれ、口吻をし、股間を開かせられ、アソコを弄られる…
 そんな愛撫の態勢であった。

 そして美冴さんの指先が、ぐっしょりと濡れた、ヒダの合わせ目をなぞりながら挿入ってきたのだ。


「…ん………」
 わたしはその指先の感触を感じ、ビクッと震え、塞がれている唇から喘ぎを漏らしてしまう。

 ヒダの合わせ目に挿入ってくる指先の感触は、例えようのない心地よさである…

 そして美冴さんは焦らすかの様にゆっくりと、指先を上へと這わせてくるのだ。


「……ん……んん……」
 わたしは堪らずに喘ぎを漏らしてしまい、ブルブルと震えてしまう。

 ああ、堪らない…

 そのわざと焦らしているかの様なゆっくりとした指先の運びに…
 心と、子宮が、更なる快感の、絶頂感の期待の叫びを上げ、震えが止まらない。

 なぜならば、美冴さんの指先の行き先がアソコ…
 つまりは、超敏感なクリトリスを狙っているのがわかるから。

 いや、美冴さんは敢えて判るように指先をゆっくりと動かしているから、迫ってくるであろう快感の期待感で震えしまう…




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