
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
94 ビアンな夜(35)
つまり、美冴さんからのこの言葉によって恥ずかしい想いを感じられたり、弄られたりすることがわたしに対する言葉責めの愛撫となって、心に湧き起こり、昂ぶってきているエム的な想いを刺激してきていたのだ…
と、改めて理解した。
わたしは美冴さんに責められて…
攻められて…
恥ずかしめられて…
弄られて…
嬉々として悦びを…
喜悦を…
エム的でマゾヒスティック的に感じていたんだ…
そうやはり…
あの時、どうにもならない嫉妬心を治めるべく開き直った『完全服従』という想いが、こうして今夜、ここに通じてきているんだ…
わたしは喘ぎ、昂ぶりながらもそう考え、思っていた。
あの時…
彼、大原浩一本部長のあの美冴さんを盗み見るフェチな目から湧き起こった生まれて初めての嫉妬心という感情の戸惑いに、散々、不惑の想いに揺らがらせられ、半分開き直り的に想い、考えたのがこの『完全服従』という…
つまりは美冴さんに抗わない…という想いの感情であった。
するとその想いを心に秘めた途端に、あれだけ激しく心を騒つかせてきていた嫉妬心という感情が…消えたのだ。
いや、正確には『嫉妬心』をある程度コントロールできる様になった…
そして改めて美冴さんという女性の魅力を再認識した…
と、いうことであったと思う。
「え…、そ、そんなぁぁ…
ち、違う…の…あっ、はあっ…」
そんな事を想い巡らせながら、そう応え返す間に、美冴さんは指先でわたしの恥骨の辺りを、つまり、陰毛の生え際を撫でてきたのだ。
そしてわたしは、その指先の動きに過剰なくらいに、ビクンと反応し、身悶えてしまう…
「あらぁ、ここでも感じるのぉ?…」
そして美冴さんは人差し指の指先で陰毛を優しく撫でながら、そう囁いてきたのだ。
その美冴さんのやや意地悪気な言葉がまた…
わたしのエム的な自虐の昂ぶりをますます煽ってくるのである。
つまり、美冴さんからのこの言葉によって恥ずかしい想いを感じられたり、弄られたりすることがわたしに対する言葉責めの愛撫となって、心に湧き起こり、昂ぶってきているエム的な想いを刺激してきていたのだ…
と、改めて理解した。
わたしは美冴さんに責められて…
攻められて…
恥ずかしめられて…
弄られて…
嬉々として悦びを…
喜悦を…
エム的でマゾヒスティック的に感じていたんだ…
そうやはり…
あの時、どうにもならない嫉妬心を治めるべく開き直った『完全服従』という想いが、こうして今夜、ここに通じてきているんだ…
わたしは喘ぎ、昂ぶりながらもそう考え、思っていた。
あの時…
彼、大原浩一本部長のあの美冴さんを盗み見るフェチな目から湧き起こった生まれて初めての嫉妬心という感情の戸惑いに、散々、不惑の想いに揺らがらせられ、半分開き直り的に想い、考えたのがこの『完全服従』という…
つまりは美冴さんに抗わない…という想いの感情であった。
するとその想いを心に秘めた途端に、あれだけ激しく心を騒つかせてきていた嫉妬心という感情が…消えたのだ。
いや、正確には『嫉妬心』をある程度コントロールできる様になった…
そして改めて美冴さんという女性の魅力を再認識した…
と、いうことであったと思う。
「え…、そ、そんなぁぁ…
ち、違う…の…あっ、はあっ…」
そんな事を想い巡らせながら、そう応え返す間に、美冴さんは指先でわたしの恥骨の辺りを、つまり、陰毛の生え際を撫でてきたのだ。
そしてわたしは、その指先の動きに過剰なくらいに、ビクンと反応し、身悶えてしまう…
「あらぁ、ここでも感じるのぉ?…」
そして美冴さんは人差し指の指先で陰毛を優しく撫でながら、そう囁いてきたのだ。
その美冴さんのやや意地悪気な言葉がまた…
わたしのエム的な自虐の昂ぶりをますます煽ってくるのである。
