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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 86 ビアンな夜(27)

 実は、わたしの陰毛はほぼ無毛、つまり、パイパンといっていい程に、約数本ほどが僅かに生えている程度なのだ…
 そして全体的に毛髪の類も薄く、脚のムダ毛、ワキ毛等もほぼ生えておらず、ある意味お手入れ無用なほどなのである。
 
 だから、このゆかりの情熱的な萌え方が新鮮なのだ…

 そして彼女の陰毛は情熱的に逆三角形に萌えており、アソコのヒダはかろうじて見える程度であった。

 そしてその萌え方はわたしの欲情を更に掻き立ててくる…

「あぁぁ……」
 わたしはその指先をゆっくりと、禁断のアソコのヒダへと下ろしていく。

 そんなわたしの指先の感触に…

 その指先の辿る先の期待感に…

 ゆかりのカラダはフルフルと小さく震えていた…



「ああ、ゆかり、キレイよ…
 でも……なんて…いやらしい萌え方なのかしら…」

「あ、や、ぁぁん…」
 わたしがわざとそう囁くと、ゆかりはすかさずそう喘ぎ、反応をしてきた。

 この情熱的な陰毛は彼女にとってはコンプレックスまではいかないであろうが、気にしている筈なのはわたしには理解できた…
 なぜならば、この陰毛の量であるならば、普段から定期的に整えたり、つまり毛先を切る等しないと、そしてつい油断すると下着の端からはみ出てしまう事があるからである。

 そのくらい女性の下着は小さくて、繊細なのだ…
 またそれは、わたし自身には全く関係無いのであるが、それらの話しは女性あるある、の類いでよく耳にしていたから。

 そして、さっき彼女の脚に触れた際に感じたスベスベ、ツルツル感や、また、この情熱的な萌え方を見れば、おそらくエステサロン等に通い、丁寧にお金を掛けて永久脱毛等の処理をしている…
 と、実感できていた。

 だからこそわたしの…
『なんていやらしい萌え方なのかしら…』
 という言葉は、ゆかりの今感じているであろう、わたしに対しての完全な受け身の…
 そしてマゾヒスティック的な、エム的に感じているであろう彼女の心理を突く、言葉の愛撫となっている筈なのである。


「ああん、や、いやぁ…」


 だが、そんな言葉通りな嫌さは全く感じてこない…

 むしろ、わたしの言葉に酔って、酔い痴れてきている様に感じられてきていた…




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